そのメールが届いたのは、今日の午前10時。
北海道マラソンでは、協賛社であるBiodata Bank(バイオデータバンク)
のウェアラブル端末「Biodata Band(バイオデータバンド)」を身に着けてフルマラソンを走っていただける方を募集します。
僕は、その内容を読むや否や、モニター参加することに決めた。
こんなブログをやっているぐらいだから、僕は、電子機器に惚れ込んでおり、特に、ウェアラブルガジェットには目がない。
古くは、Nike+ fuelband SE、Jawbone UPから、現在のFitbit Charge 2に至るまで、僕は、ウェアラブルガジェットをこよなく愛し、装着し続けているのだ。
メールによると、モニターの募集人員は、フルマラソン出走者200人(先着順)で、協力者は、北海道マラソンEXPO「SVOLMEブース」で利用できる『1,000円分の商品券』がもらえると書いてあった。
レース中に、新しいガジェットを無料で試せる上、商品券まで貰えるのだから、こんな嬉しい話はない。
僕は、ますます北海道マラソンが楽しみになってきた。
ただ、このBiodata Bandは、Fitbitのような、いわゆる《活動量計》とはちょっと異なっている。
メールでの案内によると…。
腕時計のように手首に巻くことで体内に熱がこもって
いることを感知し、アラート音で熱中症の危険をお知らせするものです。
ということで、熱中症対策に役立つガジェットのようだ。
なるほど。
となると、確かに、北海道マラソン2019出走者は、絶好のモニターになるかもしれない。
北海道マラソンは、灼熱のロードを、何時間もかけて走り続ける過酷なレースだからだ。
たとえ、熱中症の危険を知らせるアラート音が鳴っても大丈夫。
延々と、感動的なほど続く「給水所」で、積極的に水を飲んだり、かぶったりすればいい。
こまめな水分の補給が、熱中症対策になる、ということを証明するためにも、北海道マラソン出走者は、絶好のモニターになれると思う。
僕は、Biodata Bandの形状も不明なまま、即断即決で申し込みを完了させてしまった(RUNNET IDがあれば、登録は1分で終わる。)ので、登録後、ちょっと調べてみた。
Biodata Bandという名前では、今日現在、ググっても何も出てこなかったが、メーカー名であるBiodata Bankで調べると、それはすぐに見つかった。
ウェアラブルガジェット…というより、なんとなくオモチャのようなイメージ。
それもその筈、なんと《使い切り》のようだ。
どうやらこれは、廉価で、大量に配られることを想定した商品らしい。
そう考えると、真夏の屋外イベントや工事現場など、利用シーンが思い浮かんだ。
もちろん、北海道マラソンも、灼熱の舞台で行われる一大イベント。
正式に商品化されたら、今後は、参加者全員装着…などという形になるかもしれない。