ショッキングなニュースが飛び込んできた。
僕がこよなく愛用しているウェアラブルガジェットのJawbone UP。
その発売元であるJawboneが、破産手続きに入ったというのだ。
まだ正式発表はなされていないけれど、複数のニュースソースで報じられているから、おそらく間違いないだろう。
Jawbone社は、しばらく前から経営不振に陥っており、UPの生産も、実質去年で終了していたため、この事態は予想できたことではあった。
だから、いずれ来る未来ではあったのだろうと思うのだけれど、僕にとって、Jawbone UPは、思い出深いガジェットだっただけに、切なさが募る。
今を遡ること、4年前。
Jawbone UPは、華々しく登場した。
発売直後から人気が爆発し、僕も、耐えきれずに衝動買いしたことを思い出す。
入手直後から、とにかく気に入って使っていたが、壊れやすいのが難点で、だから予備機は必須だと思った。
しかし、当時はとにかく人気だったので、入手は困難を極め…。
数少ない在庫店を見つけるや、往復3時間半もかけて購入しにいったこともある。それも今はいい思い出だ。
その後…。
初代UPの後継であるUP24、UP3も購入。
気がついたら、僕のモバイル引き出しには、UPが溜まりまくっていた。
こんな事態になったのは、「とにかく故障しまくり」だったため。
どれもこれも、買っては動かなくなるの繰り返し。修理に出したりもしたが、ウェアラブルガジェットという性格上、測定を途切れさせたくなくて、予備機ばかりがたまりまくってしまったのだ。
こんなにあっても、現在まともに動くのは、手前にあるUP24ただ1つだけという有様。
ただ、このUP24だけは、なぜか(?)快調で、ここ1年以上(もっとかも)故障知らずで使い続けることができている。
ワンタッチで手に巻けるし、後継のUP3よりバッテリが持つ*1し、軽いし、癖のないシンプルデザインもいい。
僕は、とにかく本当に気に入っているのだ。
未来のないガジェットになってしまったが、動き続けてくれる限りは、まだ使い続けていきたいと思う。
そんなことを考えながら走った、今日の夜明け。
今日は、昨日よりも雲が多かったが、その切れ間から、月は綺麗に輝いていた。
いやはや実に美しい。
30分程度、ゆったりのんびり走った後、左腕を眺めると…。
Garmin、Nike FuelBand、UPの3本巻きw
この3本巻き体制は、ここ数年不変だ。Nike FuelBandも市場撤退して久しいが、僕の腕では、未だに元気で、ラン後のFuel*2をしっかり測定してくれている。
UPは、手元では何の確認をすることもできないのだけれど、iPhoneアプリの出来が素晴らしく…。
睡眠と歩数記録をしっかり管理。
定型的ではあるけれど、アドバイスもくれるので、励みになる。
RunkeeperやWithingsなどのアプリと連動して、ランニング距離や体重も連動して表示してくれる。
頑張った時には、「ブラボー、ICHIZO!」と言ってくれたりするのだ。いやはや嬉しいじゃないか。
だからやっぱり、僕にとって、UPはまだまだなくてはならないガジェット。
これがなくなったら、いったいどうしようかなぁ…。
【日本正規代理店品】IWOWNfit Bluetooth スマートブレスレット (ブラック)
奇しくも、AmazonのPrime dayセールでは、心拍計つきのウェアラブルガジェットが、3,960円!という驚異的な価格で販売されていた。
この価格なら、UPが壊れた時の備えも兼ねて、試しに買ってみても悪くないかなぁと思った。
…が、今日の未明に確認してみると、深夜0時から始まっていたタイムセールが、あっという間に埋まっていて、僕は間に合わなかった。
とりあえずキャンセル待ちには申し込んでみたけれど、無理だろうなぁ…。
Amazonでは、他にもまだまだ沢山のウェアラブルガジェットが販売されていて、Prime dayセール商品もあったけれど、価格と性能を鑑みると、「あえてUPから乗り換えるほどの」魅力は感じなかった。
やっぱり、まだしばらくは、UPを使い続けていこうと思う。
どうか、故障しないように、と祈るばかりだ。