夢に見た「清ちゃん」での餃ビーを堪能して、店を出ても、まだ空は明るかった。
それはそうだろう。
時刻はまだ5時半過ぎ。広島屈指の歓楽街も、まだそれほど賑わっていなかった。
そんな中、僕らが向かったのは、薬研堀(やげんぼり)通りにある、この店。
餃子専門店「王」だ。
ここは、広島在住のラン仲間が薦めてくれた店なので、大いに期待して扉を開いた。
店内に入ると、誰一人客がいなかったので、僕は一瞬だけ不安な気持ちになったが、それもその筈、まだ、開店時刻前だったw
店員によると、18:00開店とのことだったので、まだ20分以上も時間があったのだけれど、「準備はできているから」とのことで、僕らは、席に案内された。
フライング入店だったにも関わらず、臨機応変に対応してくれたことに感謝。
席に座り、メニューを眺める。
餃子の種類が多い!
オリジナル餃子は、「昭和32年創業の伝統の味」と書かれており、この店が地元に根づいた老舗であることを語っている。
これは実に楽しみだ。
ラン仲間は、僕と違って餃子ランナーではないため、餃子ばかり注文するのは気が引けたのだけれど、この日は、餃子三昧につきあってくれるということなので、その言葉に甘えて、上から順番に注文していくことにした。
まず、何はともあれ…。
乾杯!
広島の地で、最高のラン仲間と飲んで語らえる幸せ。僕は本当に、嬉しくてたまらなかった。
その結果、どういうことになったかというと、僕にしては結構飲み過ぎてしまった。
いつもなら、ブログ用に餃子の写真をとりまくり、メモも残しておくのだけれど、それがおろそかな状態に。
ということで、今回は、ちょっと雑なレポートとなってしまうことをご容赦いただきたい。(雑なのはいつものことじゃん、と言われそうだけど^^;)
まずは、オリジナル餃子が出てきた。
全体がキツネ色に染まった、揚げ焼き系の餃子だ。
「清ちゃん」の餃子よりは一回り大きいが、かなり小ぶりのサイズで、一口系。
広島餃子の大きな特徴である、ネギダレも一緒についてきたが、写真を撮り忘れてしまった。
カリカリ薄皮の中には、具がたっぷりと詰まっていた。
ネギの主張が強く、ニンニクも効いている。小ぶりながら、パンチ力があり、そして、ビールが進む餃子だ。
つづいて「しそ餃子」が出てきたが、外見上は、オリジナルと全く区別がつかない。
その後も次々と餃子が登場したが、僕は、話に夢中で、それらの写真を撮り忘れ、あわてて撮ったらこんな感じに。
どれがどれやら状態w
餃子グルメ系ランナー(?)としては痛恨の極みなのだが、まぁ、どれも美味しかったことは間違いない。
個人的には、チーズ餃子が特に気に入ったので、これについては、しっかり断面写真が残っていた。
ねっとりとしたチーズがたっぷりと含まれており、薄皮とのバランスも絶妙。
この後、餃子以外も1品ぐらいは食べてみようということで…。
ニラ玉を注文。
塩味がしっかりと効いており、ニラのシャキシャキ感も見事。僕の大好きなタイプのニラ玉だった。
この店の締めとして、水餃子を注文。
餃子自体は、オリジナル焼餃子と同じものだと思うけれど、コクのあるスープで食べると、また違った味わいがあった。
僕らは大いに満足して店を出た。
広島の夜はまだまだ長く、ましてやここは歓楽街のど真ん中。
その後も僕らは、最高に楽しい夜を満喫したが、餃子系ブログとは関係ない話なので、ご紹介は割愛させていただくw