餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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やっぱり最高! ThinkPadのキーボード

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今は昔。Windows 95の時代。

そんな時代に、僕は、「IBMの」ThinkPadに出会った。

この懐かしい画面。そして、懐かしい起動音。

たった7秒の動画(静止画)を見ているだけで、僕は、あの頃の思い出が鮮明に甦ってくる。

iPhoneどころか、スマートフォンという用語さえ、影も形もなかった時代だ。

ThinkPadに関する熱い思いについては、2年前のエントリーで詳しく書いている。

今となっては、もう、どれもまともに使えなくなってしまったけれど、しかし、僕にとっては、大事な一生の宝物。

もしもあの時、ThinkPadでなく、他のノートPCを使い始めていたら、僕の人生は、間違いなく違うものになっていた、筈。

少なくとも、PCやモバイル端末などへの熱は上がらず、単に、《仕事用の道具》で終わっていたかもしれない。

それぐらい、僕は、ThinkPadに惚れ込んでいたのだ。

僕は、「IBMの」ThinkPadをこよなく愛していたので、それが、中国企業のLenovoに買収されてしまった時は、目の前が真っ暗になった。

「IBMロゴのないThinkPadなんてThinkPadじゃない!」「ブランド名は同じでも、別物だ!」などという思いで、いったんは、ThinkPadと決別したほど。

日本IBM大和事業所の技術者の大半は、レノボ社に移籍したという情報を知っても、「トップが変われば、いずれその中身も変わってしまう」と、諦観していた。

しかしその後…僕も少しだけ大人になり、Lenovo社の生産品であっても、ThinkPadはThinkPadだと、一応認めるようになった。(←なんで上からなんだよw)

ThinkPadがとにかく素晴らしいと思うのは、PC本体の性能もさることながら、何といっても、キーボード。キータッチ。

IBM時代の(栄光の)数字3桁型番モデルは、入力することが快感に覚えるほど、素晴らしいキーボードだった。

特に、600や770シリーズなどは、今思い出しても、キータッチの感動で震えてしまうほど、圧巻。

残念ながら、あの時代のキーボードと比べると、現役のThinkPadは、キータッチの造りが落ちてしまった。

しかしそれでも、他社のノートPCに比べたら抜きん出ていると思う。

Lenovo版になって以降、僕が購入したThinkPadは、ただひとつ。

7年前に購入した、E135というモデルだ。

しかし、僕は、これを殆ど使うことがなかった。

廉価モデルだったので、とりあえず買ってはみたものの、その頃から、ちょうど仕事でノートPCを使う機会がなくなってしまったからである。

もちろんプライベートでは使うことができたが、スマホへの熱が上がっていた時期でもあり、いつの間にかお蔵入りとなってしまった。

ただ、数年前には、これを海外に帯同させたこともある。

僕は、いつも、デスクトップのWindows PCで、ブログのエントリーを書いている。だから、海外では、ThinkPadで更新しようと思ったのだ。

ところが、これが大失敗だった。

長いことお蔵入りさせていた間に、動作が不安定となってしまっており、殆ど利用に堪えない状況。

ごつくて重たいPCをわざわざ持って行ったのになぁ…と後悔したことを思い出す。

だから、今回のジュネーブ旅行では、どうしようかと少し悩んだ。

仕方ない。ちょっと自由度は落ちるけれど、海外滞在中は、iPad Proで更新するか…。

と、思っていた時、僕はハタと気がついた。

もしも、ThinkPadのキーボードが使いたい(だけ)なら、これがあるじゃないか、と。

そう。

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ThinkPad Bluetooth Keyboardだ。

こうやって、キーの部分だけ見たら、まさにThinkPadそのもの。

かつて僕は、家のデスクトップPCでも使っていたほど、実用的。

まさに、「ThinkPadを使っているように」入力できるキーボードなのである。

海外に旅立つ前、久しぶりに起動させてみたら、ペアリングも、キー操作も、全く問題なく行うことができた。

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このキーボードには「脚」もついていて、入力時に傾斜がつけられるのも、何かと便利。

よし、これでいこう!

で、僕が、このキーボードをどのように使ったかと言うと…。

(以下、続く) 


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