一昨日のエントリーで。
僕は、docomoの夏モデル「HUAWEI P30 Pro」の未来を危惧した。
Googleが、Huaweiとの取引を停止し、Android OSのサポートも打ち切るという情報が流れてきたからである。
ただ、Huawei社の《既存》製品においては、Googleのサービスが継続されるという発表があったため、僕は、それに期待を繋いでいた。
HUAWEI P30 Proのグローバルモデルは《既存》であり、日本でも並行輸入品として入手可能な状態になっている。
だから、日本版もOKかもしれない、と思ったのだ。
しかし…やっぱり駄目だった。
今日、docomoから、事前予約受付を停止する旨の公式発表があった。
ドコモからのお知らせ : 「ドコモ スマートフォン HUAWEI P30 Pro HW-02L」の事前予約受付の停止について |
「発売中止」ではなく、あくまで「事前予約受付の停止」だから、まだ、諦めるのは早いかもしれない。
「予約ボタン」こそ消えたものの、商品紹介ページは残っているし、その特徴を大々的に伝えている。
《今夏発売予定》という表示も、残っている。
曖昧な時期表現ではあるが、docomoとしては、まだ売る気満々なのだ、きっと。
ただ、このタイミングで予約停止となってしまうと、いったい、どんなタイミングで予約が「再開」されるのか、曖昧な印象は否めない。
この問題は、docomo以外でも発生している。
今回、目玉モデルの「HUAWEI P30 Pro」日本版については、docomoの独占販売となっているが、それ以外の「HUAWEI P30」シリーズは、他キャリアから発売される予定だったからだ。
auは、「Huawei P30 lite Premium」の発売延期を告知。
Y!mobileやUQ mobileで発売される予定だった「Huawei P30 lite」も、発売延期。
いやはや…「HUAWEI P30」シリーズは、日本で発表されたばかりだというのに、いきなり暗雲が立ちこめている(いや、もう既に、嵐の渦中?)状態だ。
これらの端末が、今回、予約停止・発売延期になった理由は、Google社の対応によることは明白。
だから、その問題が解決しない限り、再開されることはなさそうな気がする。
そして、その問題は解決するのだろうか?