実にショッキングなニュースが飛び込んで来た。
Reutersによれば…。
「Googleは、Huawei社からAndroidのライセンス権利を剥奪、サポートを強制終了する」と報じられている。
これにより、HuaweiのAndroidスマートフォンは、OSのアップデートを受けられなくなる。
さらに、Google関連アプリ利用やGoogle Playストアの利用ができなくなる可能性もあるということだから由々しき事態だ。
最近、僕は、新しいスマートフォンに殆ど興味がなくなっているし、Huaweiの端末も持っていないが、このニュースは非常に気になった。
つい2ヶ月前、こんなエントリーを書いているからである。
そう。HUAWEI P30 Proの運命だ。
世界初のLeicaクアッドカメラを搭載し、最大50倍までズーム可能というこのスマートフォンは、実に魅力的。
先週のdocomo発表会で、日本モデルの発売も決まったばかり。
奇しくも、明日、21日(火)の13時から、この商品を含む大々的な発表会が行われ、なんと、amazonでもライブ中継されると言う。
そんな華々しいイベントの直前に、このニュース。
Huawei社にとっては、冷水を浴びせかけられたような気分だろう。
一方でGoogleは、Androidの公式Twitterアカウント( @Android)において、以下のような発表も行っている。
For Huawei users' questions regarding our steps to comply w/ the recent US government actions: We assure you while we are complying with all US gov't requirements, services like Google Play & security from Google Play Protect will keep functioning on your existing Huawei device.
— Android (@Android) May 20, 2019
どうやら、「既存の」Huawei社製品においては、Google PlayおよびGoogle Play Protectのセキュリティなどのサービスが継続されるようだ。
HUAWEI P30 Proは、世界市場においては既に発売されており、その点では「既存」製品と言える。
ただ、日本版(docomo版)のHUAWEI P30 Proは、おサイフケータイへの対応も行っており、その点で《既存》と言い切れるのか微妙。
たとえ「既存」扱いだとしても、今後の状況次第では、Googleの規制がさらに厳しくなる可能性はあり得る。
Android OSのアップデートなどが受けられないなどという事態にでもなったら目も当てられないため、慎重な判断が必要だと思う。
この件に関して、現時点で、Huawei社の日本法人であるファーウェイ・ジャパンから、公式的なアナウンスはなされていない。
明日の発表会では、果たして安心させてくれるのだろうか。
気になるところだ。