Garmin Forerunner955は、史上最強のランニングウォッチであると同時に、スマートウォッチ的な機能も有している。
日々のアクティビティ、心拍数、睡眠ログなどをもとに、的確なアドバイスをしてくれるのが心強い。
955シリーズで新しく装備された「モーニングレポート」機能も、なかなか便利だ。
ただ、僕は最近、Garminからかなり心配されている。
腰痛で身体が思うように動かせないストレスが溜まっている上に、不眠症の症状も酷くて、疲弊してしまっているからだ。
睡眠スコアは、毎日こんな感じ。
睡眠を改善させるために、Garminは、毎日アドバイスをしてくれる。
しかし、悲しいかな今の僕はそれを実行できず、だから自然と疲れが溜まっていく。
トレーニングステータスは、毎日「疲れています」の状態が続く。
ストレス、栄養、休息などの全体的な健康状態に着目することで改善する可能性があります。
《改善します》ではなく、《改善する可能性があります。》という、持って回った表現になっているのは気になる。
一向に改善しない僕の身体の状況を踏まえ、Garminのアドバイスも、弱気?になっているのだろうか。
「トレーニングレディネス」は、睡眠やリカバリータイム、トレーニング負荷、ストレスなどから、トレーニングに対する指標を提示してくれるもの。
これも最近落ち込みが激しいのだけれど、とうとう、たった
「2」
にまで落ち込んでしまった。
10段階の2ではない。100%の中の2%なのだから、尽きてしまうのも時間の問題。
もうトレーニングはやめて!餃子ランナーのライフはゼロよ!
とでも言われているような気分だw
もちろん、Garminはそんな俗っぽい(?)ことは言わないので、優しく「スローダウンしてください」といたわってくれる。
だから本来は、十分に家で身体を休めた方がいいのだろう。
しかし、ここまで10年以上続けてきた夜明け(前)ランの習慣は、そう簡単に崩せない。
僕は最近、少しだけ腰の具合が良くなってきているし、昼間はデスクワークで殆ど動けないから、この時間しか自由になれないという理由もある。
Garminウオッチは、ランアクティビティの計測前に、おすすめのトレーニングメニューを表示してくれる。
トレーニングステータスやレディネスで、僕を心配してくれているのだし、休養を促してくれているのだから、おすすめメニューも、きっと《リカバリー》なのだろうなぁと思っていたら…。
おい!
乳酸閾値ってなんなんだ。
キロ4分25秒なんて、今の僕に走れるわけないだろ。
「スローダウンしてください」と言っておきながら、どうしてこういうおすすめをしてくるのか、納得のいく説明をして欲しい。責任者を呼べ、責任者を。
…と、僕は、走り出す前に血圧が上がってしまった。
これが身体に悪いんだよw
結局僕は、このオススメには従わず(従えず)ダラダラ走ったり歩いたりしただけ。
Garminからのアメとムチ的(?)アドバイスは、奥が深すぎて、なんちゃってランナーの僕には、ついていけなくなってきた。
うーん。