気がつけば、もう、日曜の夜。
サザエさん症候群まっただ中のブルーな心境で、僕は、1日半ぶりに母艦PCに向かっている。
この週末、僕は、殆どネットにアクセスできなかった。
昨日の朝、いつものようにブログを更新してから、休日出勤。
世間では、羽生さんが勝ったり負けたりして*1大騒ぎになったようだけれど、僕は、そのニュースを、後追いで何とかテレビチェックするのが精一杯だった。
普段、僕のニュースソースは、主にWebやモバイル端末で、テレビは殆ど見ないので、これはかなり珍しい現象だ。
しかし、諸般の事情があったため、この週末は、いつもの生活が送れない状況に。でも、たまにはこんな日があってもいいと思った。
今日は、家からも出ることができなくなってしまったため、少し凹んだが、現状、手負いの状態でもあることだし、気持ちの切り替えが大事だ。
僕は、こんな貴重な機会(?)を逆手にとって、読書にでもいそしむことに決めた。
ミステリーにしようか、SFにしようか、はたまた気楽なエッセイにするか…。
などということをつらつらと考えながら、本棚を眺めていたら、先週購入したばかりのこのガイドブックが目に留まった。
先週、書店で偶然見つけて購入。毎年この時期に発売されているものなのだけれど、僕は、すっかりそれを忘れていたので、見つけた時は歓喜した。
これは、いわば「このミステリーがすごい!」のSF版。年間の、SFベストガイドブックだ。
ついこの間、刊行され始めたばかりだと思っていたのに、気がつけば…。
今回で、もう19年目になっていた。
最新号の裏表紙には、過去17年間のベストSF*2が掲載されている。どれもこれも、SF界では名だたる傑作ばかりだ。
これに加えて、今回の2018年版にも、新たなベストSFが加わっているのだ。
僕は、そのSF史の重みに感慨深くなった。
僕のSFファン歴は古く、「SFマガジン」は、もう数十年も愛読し続けている。
だから当然、これらのベスト作品は、チェックし、抑えているべきなのだけれど…。
殆ど読んでいなかった(汗)
いやはや、僕は、本当にSFファンと名乗っていいのだろうか。ちょっと恥ずかしくなるぐらいの状況だ。
過去の名作を読むのは、かねてから、老後の楽しみにしようかと思っていたけれど、そんなことを思っているうちに、もう老年の域になってしまった。
今からきちんと読み始めていかなければ、もう、追いつかないかもしれない。
僕は、この「SFが読みたい!」を読みながら、今年こそ、しっかり名作SFを読んでいこう!と思った。
本当は、今日から読み始めるつもりだったのだけれどw