昨日から、悩み続けている。
突然、「Amazon Echo」の招待購入メールが送られてきたからだ。
待ちに待った、と言いたいところなのだけれど、あまりに待ちすぎて、僕は申し込んだことさえ忘れていた。
それもその筈、僕がこれを申し込んだのは…
昨年の11月22日。もう、3ヶ月も前の話だったからだ。
当時の確認メールには、「招待されたお客様には、今後数週間のうちに、ご招待メールをお届けします。」と書かれている。
数週間…?数ヶ月の間違いじゃないのか?
僕は、そんなクレームさえつけたくなった。
「招待されたんだから文句言うなよ」と言われそうだけれど、僕は、あまりに時間が経ちすぎてしまったため、もう、すっかり購入意欲が失せてしまっていたのである。
招待メールには、Amazon Echoの魅力が記されている。
Echoシリーズは「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、調べもの、スマートホームの操作、アラームのセットなど簡単に音声操作。生活をちょっぴり便利に。
昨年の11月、これを申し込んだ当初、僕は、「近未来の魅力」を感じていた。
先進的なガジェットだと思ったし、《招待された者しか入手できない》という点も魅力だったので、とりあえず申し込んでおこう、と思ったのだ。
発表当初は、プライム会員向けに、数千円の割引キャンペーンもあったようなのだけれど、僕は、それに出遅れてしまったため、定価での販売になってしまっていた。
でも、その分、招待も早く来る(?)と思ったし、定価でも十分魅力があると思って、僕は申し込みを決めた。
ところが…待てど暮らせど、招待メールは届かなかった。
Webには、昨年11月以降、真っ先に入手した人たちのレポートとともに、「全く届かない」「やっと届いた」という報告が溢れ、その流れは、今年に入っても続いていた。
それらの報告を見ていると、どうやら、11月8日の発表直後、Amazonの想定を遙かに超える(?)申し込みが殺到してしまったため、招待の処理が遅れに遅れたというのが実情のようだ。
招待は、単純に先着順で処理していると想定。
となると、発表から2週間も経ってから申し込んだズボラな僕が、3ヶ月も待たされるのは、必然だったのかもしれない。
…とはいえ、待たされ続けてしまったことで、僕の心はすっかり冷めてしまった。
もちろん、招待メールから、販売ページには行ってみた。
Amazon Echo (Newモデル)
これまでなかったカートボタンが出現。
その上には、「招待メールの有効期間: 3日」という文字が書かれていて、僕の心を煽る。
ただ…冷めた心に11,980円の出費は大きい。
だから僕は、このシリーズで最も安い(5,980円)のEcho Dotを選ぼうと思った。
価格面以外にも、僕は、Echo Dotに魅力を感じていた。
Amazon EchoとEcho Dotにおいて、Alexa(アレクサ)と呼ばれる人工知能(AI)機能は同一で、大きく異なるのはスピーカー機能。
ただ、僕はEchoでの音楽鑑賞などは重視しておらず、さらに、コンパクトさも魅力だったので、ならば、僕にとっての最適は、むしろEcho Dotだと思った。
ということで、Echo Dotの方を選ぼうとしたところ…。
Amazon Echo Dot (Newモデル)
購入できなかった…。
ただ、カートがあるべき場所には、「リクエストをお送りいただきまして、ありがとうございます。」という表示が出ているので、僕のリクエストが生きていることは間違いない。
ならば、なぜカートボタンが出ていないのか?と思ったが、ここで、ようやく僕は思い出した。
Echoシリーズの招待システムは、「招待されたら、3種類のうち、どれかを選べる」という形式ではなく、「必要な機種ごと、それぞれリクエストを行う」だったのだ!
もう、3ヶ月も前のことだし、歳のせいもあって、すっかり忘れていたが、メールの履歴を遡ってみると、確かに僕は、3種類とも招待リクエストをかけていた。
あの時は、心が高ぶっていたし、3種類の区別もよくわかっていなかったので、「とりあえず、どれでもいいから当たれば使おう」と思っていた…のだろう。
そして今回は、そのうち、Echoの当選連絡が来たということになる。
しかし、このいい加減な、行き当たりばったりの判断が、仇になってしまった。バカ過ぎだ。
Echo Dotにもリクエストをしているのだから、もう少し待っていれば、こちらの招待も届くのではないか?とも思ったが、甘かった。
今回届いた、Echoの招待メールの末尾に、以下のような文言が書かれていたからである。
多くのリクエストを頂いているため、複数のEcho製品をリクエストされた場合、現在はお一つのみ招待させていただいております。
うーん。
となると、僕は、現状、Echo Dotを買う術がなく、選択肢は、以下の2点になってしまう。
- 価格とサイズを甘んじて受け入れ、Echoを買う。
- キャンセルする。(招待を棒に振る。)
Amazon Echoは、Echoシリーズのメインと言える端末だから、とりあえず買っておけば《無難》という思いがよぎる。
ただ、僕は、Echo Dotの方に魅力を感じてしまったし、そうなると、僕の性格上、Echoを入手したあとで、「あっちの方が良かったのになぁ」と思ってしまう可能性がある。
今回はキャンセルし、あらためてEcho Dotを招待リクエストをするという手も考えたが、それにも難点がある。
そもそも、再リクエストできるのかどうかわからないし、たとえできたとしても、「Echoをキャンセルした客は、Echo Dotの招待不能」という判断が下されるかもしれないからだ。
となると、Echo Dotが欲しい僕にとっては、どちらにしても行き詰まってしまう。いやはやもどかしい。
Amazon Echoを、招待メールで申し込める期限は、あと3日間。
電子機器関連の(?)ブログをやっている以上、入手したい気持ちは山々なのだけれど、心はすっかり冷めているし、ブログのネタだけのために、それほど欲しくもないガジェットを買うのもなぁ…。
どうにも心は揺れている。
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