明日のサロマ行の準備がまるで進んでいない。
体調面を考慮すると、今日は早めに眠る必要もある。だから、ブログを書いている場合などではないのだけれど、どうしても、これだけは書き出さずにいられなかった。
今日は、待ちに待っていたこの本の発売日だからだ。
うまい餃子
その名は、「うまい餃子」。
実にシンプルなタイトルだけれど、それが逆に、この本の凄さを際立たせている。
日本一予約のとれない餃子レストラン「蔓餃苑」の苑主である、パラダイス山元さんが書き下ろされた、最新、最強の餃子レシピ集。
そんな本のタイトルに、余計な飾り言葉は、かえって邪魔になる。
パラダイス山元さんの作る餃子は、ただひたすらに、とにかく最高に…。
うまい餃子!
だと言えるからだ。
レシピ集としては、前作の「餃子の創り方」以来、1年ぶり。
あの時のエントリーで、僕は、「餃界騒然、空前絶後」と書いたが、それは誤りだった。
パラダイス山元さんの餃子レシピは、常に「空前」であることは間違いない。
しかし、次から次へと新しい、素晴らしいアイデアの餃子を送り出してくださるので、決して、「絶後」になることはないからだ。
今回の「うまい餃子」には、またしても、あっと驚く餃子レシピが溢れていて、ページをめくるたびに、「えーっ」「おーっ」の連続。
しかし、それは単に奇をてらっているというわけではなく…
間違いなく、うまい餃子!
に決まっているのだ。
僕は、数年前に、蔓餃苑を訪れるという僥倖を得ているけれど、パラダイス山元さんの創り上げる餃子は、その当時からさらに大きく進化している。
だから僕は、いつかまた、あの夢のような餃子を食べたくてたまらない。
この「うまい餃子」は、そんなパラダイス山元さんが開示してくださった珠玉のレシピ。
だから、蔓餃苑に行けない代わりに、自分で餃子を作るための本である筈なのだけれど、読めば読むほど、「パラダイス山元さんが作る」餃子が食べたくてたまらなくなってくる。
とにかく、素晴らしい餃子の数々を眺めているだけで、僕は悶々としてきてしまったし、サロマを走っている間にも、この素晴らしい餃子群が脳裏に浮かんできそうだ。
あぁ、レース前に読むべき本ではなかったかも(汗)