嬉しくて仕方がない。
慕情
ついに、「あの」曲が発売されるのだ。
倉本聰原作「やすらぎの郷」の主題歌。僕が、こよなく愛する、みゆきさんの新曲。「慕情」だ。
「やすらぎの郷」は、今年82歳になる倉本聰が、《同年代の大人たちに贈る、全く新しい形の帯ドラマ》として書き下ろした、超話題番組。
放映時間は、平日12:30 - 12:50なので、普通に会社務めをしていたら、リアルタイムでは、まず見られない時間帯。
ただ、リアルにこだわらなければ、いくらでも見る方法はある。
僕は、ゴールデンウィークに放映された総集編を、録画で見て、一気に嵌まってしまった。
いやはや…何というドラマなんだ、これは。
ドラマの舞台となる『やすらぎの郷』は、テレビ業界で成功を成し遂げた俳優、歌手、作家、アーティストなど《テレビ人》だけが入居できる老人ホーム。
そこに、かつて一世を風靡したシナリオライター菊村栄(石坂浩二)が入居する…ところから、このドラマは始まる。
主演の石坂浩二をとりまく競演陣は、元妻の浅丘ルリ子や、元交際相手の加賀まりこをはじめ、五月みどり、野際陽子、八千草薫、藤竜也…という蒼々たる老雄たち。
ドラマ序盤から、浅丘ルリ子が石坂浩二に抱きついたりといった演出など、出演者たちの《現実》を想起させるような展開が満載。
倉本聰が、まさに書きたい放題、やりたい放題で、役者たちも、その特異な設定を楽しんでいる感が伝わってくる、凄いドラマだなぁ…と思った。
そしてまた…。このドラマのテーマに、みゆきさんの、この曲が、実に合うのだ。
この、ちょっとドロドロした(?)大人の物語に、意味深な歌詞と、優しいメロディーが、ズンと響く。
みゆきさんにとっては、「麦の唄」以来、約3年ぶりとなる、中島みゆき45枚目のニューシングル。
前作は、NHK朝ドラテーマということで、爽やかなイメージだったけれど、今回は、一転、実にしっとりした曲に仕上がっている。
ドラマでは、その歌詞の1番しか流れないので、僕は、その続きが聞きたくてたまらない
発売はまだまだ先だけれど、公式のトレーラーも公開されたので、胸が高まる。
もちろん、即、予約。
【早期購入特典あり】慕情(オリジナル・ポケットカレンダー付)
- アーティスト: 中島みゆき
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2017/08/23
- メディア: CD
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今ならば、オリジナル・ポケットカレンダーがつくのも嬉しい。
発売日は、8月23日なので、まだ2ヶ月以上あるけれど、今からとても楽しみだ。