僕は、自分の耳を疑った。
まさか、胃カメラの再健診で、そんなに待たされることになるとは思わなかったからだ。
しかし、聞き間違いではなかった。今からの予約では、最も早くて2月。病院の受付担当者は、冷静に、僕にそう告げた。
そして僕は、自分のズボラさを呪った。
僕がこのエントリーを書いたのは、11月3日。
前日に受け取った、健康診断の再検査判定で、胃カメラ受診対象となったお知らせに関する嘆きのエントリーだ。
ここで僕は、こんなことを書いている。
胃カメラの受診は、バリウム検査以上にブルーだけれど、もしものことを考えると、早めに受診しておいた方がいいのは確実。
心配が杞憂に終わることを祈って、ブルーな検査を乗り切りたい。
が…僕は、例によって、なかなか決断できなかった。
今から考えれば、自分のズボラさに呆れてしまうのだけれど、悔やんでも、もう後の祭り。
僕が、重い腰を上げるきっかけとなったのは、先週、早々に胃カメラ検査を行った同僚の話だった。
「今の胃カメラは、麻酔があるので、全然苦しくない。バリウムよりむしろ楽」と、僕に勧めてくれたのだ。
ということで、ようやく僕は、予約を行うことにした。
今月上旬、胃痛でランを途中断念したことも引っ掛かっていた。
その後も、スピードを少しでも上げて走ると胃の奥が痛む。
日常生活では問題ないので、健康診断の結果とは無関係だと信じたいが、その根拠もない。
ということで、いざ、予約の電話を行ったところ…。冒頭の話に遡る。
約2か月待ち…。年末年始という事情もあるだろうけれど、それにしても長い、長すぎる。
一緒に健康診断を受け、再検査になった同僚は、もう、胃カメラ検診が終わっているというのに…。
自分のズボラさが招いた結果とはいえ、本当にやるせない気持ちになった。
来年2月の検査が終わるまで安心できないとなると、僕は、いきなり不安になってきた。
組合の二次検診だと、無料だから時間がかかるのかも…と僕は、自費での受診を行おうかと思った。
多少お金はかかってしまうが、早くすっきりしたかったからだ。
ということで、昨日、色々な病院に問い合わせたのだけれど、年内受診できるところは皆無。年明け1月の下旬でやっと予約が可能…ということだった。
1月下旬まで待たなければいけないならば、もう2月でも一緒だ。
もう、仕方ない。胃の奥の痛みは治まらないし、2月まですっきりしないけれど、そんな不安は、自分の蒔いた種。諦めて、運命を天に任せよう。
ズボラな性格、ほんと、何とかしないとなぁ…。