どうにもこうにもやりきれない。
今日も、いつもどおり夜明け前に走ってきたばかりなのだけれど、走っている間じゅう、心の中はモヤモヤしていた。
折角久しぶりに涼しくて、気持ちの良い陽気だったのに、なんだかスッキリしなかった。
起きてすぐ、家を出る前に、このニュースを知ったからだ。
僕がこよなく愛し続けてきた端末、BlackBerry。
そのスマートフォンが、生産打ち切りになるという発表だった。
これまで、同様の噂は何度も流れてきていたので、今回も、「嘘だ!」「デマだ!」と思いたかった。
しかし、今回は、嘘でも、デマでもなかった。
BlackBerry社の公式ブログで、しっかりとそれは記載されている。
最近の状況を考えると、打ち切りは時間の問題と覚悟していたけれど、実際に公式発表されてしまうと、切ない思いがこみ上げて泣きたくなる。
まさか、こんな日が来てしまうなんて、本当に切ない。
日本では、ニッチな端末という位置づけにしかならず、docomoからも、数年前に撤退してしまっていたけれど、世界市場においては、まだ生き残ってくれると信じていたので、このニュースは本当にショックだった。
BlackBerryについては、思い出が多すぎて、書きたいことも山ほどある。
正直に言うと、9900以降の方向性については、納得いかないことも多かった
看板である筈のハードキーを捨て、フルタッチ端末に注力し始めた頃から、迷走が始まった気がする。
その後、形だけハードキーは復活したものの、その操作性は大きく変化し、9900の快適性とはほど遠いものになってしまったと思う。
ただ、やっぱりBlackBerryには未来があると信じていた。
OS10は失敗に終わってしまったけれど、Androidを武器に、ハードキーを生かした、究極の、新しい端末が生まれることを願っていた。
しかし…。
もう、BlackBerryの新しい端末に出会うことはできないのだなぁと思うと、本当に切ない。
ならば、愛しの9900を壊れるまで使い続けよう…ということもできない。
9900を支えるBIS(ブラックベリーインターネットサービス)が、来年の3月末をもって使えなくなってしまうからだ。
そのあと、僕はいったいどうすればいいのだろう。
あぁ。
【日本正規代理店品】BlackBerry Passport Black SIMフリー ブラックベリー 32GB
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