12月3日発売。
…と、出版社の新刊案内で告知されていたが、一般的な書籍の場合、発売日の前々日から大手書店に並ぶのが出版業界の慣習。
それがわかっていたので、昨晩、大手書店に赴いて、ゲット!
先月末に発売されていた「聖痕」文庫版を買い損ねていたので、あわせて購入した。
「モナドの領域」が、雑誌「新潮」に一括掲載されたのは9月7日。大反響を呼んで売り切れ店が続出。雑誌なのに増刷されて*1ニュースになったことは記憶に新しい。それからわずか3ヶ月弱。異例のスピードで単行本化された。
雑誌を入手できなかったツツイストにとっては朗報だし、やっぱり入手ししていたツツイスト、そう、僕だって、もちろん嬉しい。
装幀は、筒井康隆先生のご子息、筒井伸輔氏。
スケールの大きな、この小説の雰囲気にふさわしい、神秘的なデザインだと思う。「聖痕」のデザインも伸輔氏*2だから、コラボレーションが映える。
「モナドの領域」は、「新潮」掲載時にもちろん読んだ(そして大きく唸った)けれど、単行本化を機に、読み返してみたいと思う。
今後、何度でも読み直す筈の小説。やっぱり、単行本の形になると、喜びもひとしおだ。
「モナドの領域」(筒井康隆)ゲットーっ!
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