餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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docomo版iPhone登場!は、満を持して…?それとも遅きに失して…?

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今度こそ本当に出るようだ。

NTTドコモは、米アップルのスマートフォンiPhone(アイフォーン)」の新機種を販売する。人気が高いiPhoneKDDIau)やソフトバンクが扱っている。ユーザーの流出が続くドコモは、契約数の回復への起爆剤にしたい考えだ。
ドコモ、iPhone販売へ 早ければ20日から (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース:

docomoからのiPhone発売報道は、これが初めてではない。
しかし、これまでは日経の飛ばし記事ばかりで、いわば「出る出る詐欺スクープ」だった。だから、今日の未明に日経からの速報メールが来た時も懐疑的だったけれど、さらに朝日新聞でも報道されたとなると、信憑性が高まる。
何しろ、もうApple発表の数日前なのだ。流石に誤報はないだろう。
思い返してみれば、9月2日のKDDIの発表も、「docomoからのiPhone発売」を大いに意識したものだった。
この報道を受けて、既にWebの各所ではお祭り騒ぎになっている。「SoftBank終了」などというコメントも出ている。しかし、果たしてそうだろうか。
auからiPhoneが出た時も、同じような意見が多々あったけれど、結局、SoftBankの優位性は変わらず、逆に障害多発でauの信頼性の方が揺らいでいる。
僕も毎日auiPhoneを使っているが、都市部やターミナルでのパケ詰まりは酷く、「auだから通信品質が良い」とは、とても思えない状況だ。
ガラケー市場ならいざ知らず、ことiPhoneに限っては、docomoauが良くて、SoftBankが悪い、という図式は成り立たない気がする。
新型iPhoneは、800MHz帯を使える(かもしれない)ので、そうなると800MHz帯を持たないSoftBank不利は明らかだろうけれど、iPhoneに関して「一日の長」と「類い希なる宣伝能力」があるSoftBankゆえ、何らかの目くらましを仕掛けてくる筈だ。
また、800MHz帯を使える(かもしれない)ならば、まさにこの時を待っていたauには追い風で、逆襲必至。
となると、今更「あえて」docomoを選ぶ、docomoに乗り換える層がどれだけいるのか、よくわからなくなってくる。そもそも、この春に「ツートップ」に惹かれてdocomoユーザーになった人にとっては、裏切られたような気持ちもあるだろう。
MNPユーザーばかりが厚遇されている各キャリアの現況を見ると、現docomoAndroidユーザーにとっては、バカ高い機種変更料金を払ってまでiPhoneに変更するかどうか疑問だし、他社のiPhoneユーザーが、あえてdocomoiPhoneへ乗り換える「決め手」もイマイチ不足しているような気もする。
…と、まぁ、懐疑的なことばかり書いてしまったけれど、docomo版のiPhoneが出るなら、今以上のiPhone競争激化は必至で、他社ユーザーにとってもメリットは多い筈。
今後の動向を見極めたい。
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