スマホ手袋という言葉は、好きじゃない。
正確には「静電容量式タッチパネル」に対応する手袋であって、それを搭載している端末が、iPhoneやアンドロイドなどのタッチタイプ系スマートフォンということに過ぎないからである。スマートフォンの全てが、そんなパネルを搭載してるというわけではない。
こういった類の誤表現が尽きないから、ますますBB9780がスマートフォンだと思われなくなってしまうんじゃないか…と、それは今回とは別の話。
BBにも深い愛を注いでくれている週刊アスキーの付録でもあることだし、既に俗称として根付いてしまっていることもあるから、今回は、スマホ手袋という名称も甘んじて受け入れよう。(←なんで偉そうなんだ^^;)
正直に言うと、僕はスマホ手袋なるものを初めて使うので、他との比較はできないのだけれど、試しにiPhoneで使ってみたところ、実に軽快に反応した。
タッチ操作はもちろん、フリック入力などでも全く問題はない。そこそこ温かいので、それなりに生地もしっかりしているような気がする。
5本指対応でないのは少し残念だし、欲を言えば滑り止めもつけてほしかった。週刊アスキーのロゴが付いていないのも寂しい。
しかし、あくまで付録と考えれば上々の出来だと思うし、多機能が必要なら自分好みのものに買い替えれば良いのだ。僕は、これでも十分満足だった。
この手袋の凄さは、これだけじゃない。「週刊アスキー」ならではの遊び心が隠れていた。
なんと手袋アートにもなるというのだ。
導電糸が指2本ぶんだけなのを逆手にとって、それをデザインに組み込んだ「てぶくろアート」を考案している。ちょっと無理矢理なんじゃないかというようなものもあるけれど、こういった遊び心は楽しい。
週刊アスキー誌面にも掲載されているけれど、週アスPLUSのWebサイトでは、その作り方が全て動画で紹介されているので、スマホ手袋を入手したら、一度試して見ると面白いと思う。
最も難易度の高いのは、「たぬき」で、手袋の色合いを見事に生かしたアートになっている。
僕は、不器用な上に猛烈なタヌキ嫌いなので、タヌキ作りに全く興味はない。
しかし、今や狸もスマホを持つ時代?なので、そんな狸はきっと喜ぶかもしれない。(←この辺りの文章意味不明だけれど、突っ込みはナシでw)
話がすっかりそれてしまった感はあるけれど、通常号+100円の価格でスマホ手袋が入手できるなら、買っておいて損はない。オススメ。
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