(承前)
痛恨だった。
ジブン手帳作者である佐久間英彰さんの、このツイートを見た瞬間のことだ。
Amazonでもジブン手帳が販売されていることは知っていたものの、まさかカバーの単体が発売されているとは思わなかったので、ちょっと焦った。僕は、2012年版本体を東急ハンズで購入していたので、Amazonの細かいチェックはしていなかったのだ。
慌ててAmazonの販売ページを見てみると、果たして「この商品の再入荷予定は立っておりません。」と書かれてあり、入手の見込みはないようだった。
その後、各所の情報を総合して判断すると、どうやら、この「カバー単体」は、Amazonでの限定販売だったようだ。
僕は2011年版のカバーがすり切れるほど使っていたので、もしも予備のカバーが販売されていると知っていれば、喉から手が出るほど欲しかった。安心して2012年版を使い倒すことができるからだ。
しかし、後悔しても後の祭り。
悔しいなぁ、欲しかったなぁとTwitterで嘆きまくっていたら、なんと、作者である佐久間英彰さんから、感動のリプライをいただいた。
なんと、佐久間さんの手元に試作品がひとつ残っているので、それでよければ送っていただけるというのだ。おぉぉ。僕は図々しいと思いつつも、折角お声掛けいただいた幸せを無駄にしたくなくて、譲って欲しいとお願いした。
その後、何度かやりとりをさせていただき、僕は、念願の、待望の予備カバーをゲットすることができた。
佐久間さんは試作品と仰っておられたが、実用的には全く製品版と変わらない。一度は諦めていた予備カバーが入手できて本当に嬉しい。
大変お忙しい佐久間さんが、わざわざ僕の為に、梱包や郵送の手間までかけていただき、送って下さったことには、感謝が尽きない。もちろん実費はお支払いさせていただいたけれど、これだけ特別対応していただいた上、実費だけというのは、非常に申し訳ない気持ちだ。
せめてものお礼として、僕の出来る限り、リアルでもネットでもジブン手帳の素晴らしさを発信していこうと思っている。(お礼になってないかもしれないけれど…。)
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