僕とジブン手帳とのつきあいは、とても長い。
今を遡ること7年前。
発売初年度のジブン手帳2011年版は、なんと、出版社である講談社から発売され、書店ルートで流通した。
販売形態も外装も、今と全く異なっていたのは、もはやトリビアだ。
僕は、この時、偶然書店で出会って一目惚れ。
キブンを転換したくなったことが、僕のジブン手帳史の始まりだった。
ジブン手帳は、その後コクヨブランドになり、今や、コクヨを代表する手帳、いや、日本を代表する手帳のひとつになったのは、手帳好きなら誰でもご存じだろう。
僕の周りでも、年々ユーザーが増え続けており、その圧倒的な人気を肌で感じている。
だからここに、8冊目のダイアリーが加わる筈だった。
僕は、とにかくジブン手帳に惚れ込んでいたので、使い始めて2年目の年に、ジブン仕様のレザーカバーを発注した。
特別オーダー品なので、ジブン手帳のダイアリー部分だけを入れ替えれば、毎年同じように使えるし、フリクションボール3(マルチペン)がぴったり入るペンホルダーもつけた。
コクヨ ジブン手帳 DIARY 2018年 11月始まり A5スリム ホワイト ニ-JCD1W-18
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2017/09/12
- メディア: オフィス用品
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だから2018年版も、これを買って入れ替えれば、全く違和感なく、使い続けることができる。
そして、もちろん、これを買うつもりだった。
amazonでは、本日発売の表示になっているが、都内のLOFTで先行発売されていることがわかっていたので、僕は、そこで買うことに決め、先週末に訪れた。
ただ、ここ数年は、店頭で最新版のジブン手帳ラインナップを眺めるたびに、心が揺れていたことを思い出す。
3年前、2014年。
一回り小さい、コンパクトな「ジブン手帳mini」が出た時は、少し迷った。
しかし、僕はやっぱりスタンダード版のサイズにこだわっていたし、オリジナルのレザーカバーも生かせなくなってしまうから、結局、ダイアリーを選んだ。
そして去年。
「ジブン手帳Biz」が出た時は、迷いに迷った。なんたって、スタンダード版よりBizの方がかっこよく思えたからだ。
しかも、ビジネス用途で使う分には、使い勝手もいい。
とりわけ、180度フラットに開く!という点と、紙質の厚さは大いに魅力的だった。
が…結局は、スタンダード版のダイアリーを買って入れ替えることにした。
だから今年も、きっと我慢できる、2018年版の、入替用ダイアリーを買って帰るだけ、と思いながら、僕はLOFTの手帳コーナーに向かった。
果たして…。
ジブン手帳コーナーは、断然の「ジブン手帳Biz」推し。
やっぱり、こちらのタイプの方が売れているのだろう。
販売元であるコクヨのWebサイトでも、ジブン手帳Bizの方が、スタンダード版よりも優先して紹介されており、今や、ジブン手帳の看板であることが明らかだった。
一番目立つゾーンには、ジブン手帳Bizの各色が陳列。
それに比べて…。
スタンダード版は、コーナー裏。
しかも、入替用のダイアリーなどは、見つけにくい最下段にあって、他ブランドの手帳などと並列。この扱いの差には、ちょっと凹んでしまったほど。
しかし、僕は人気に左右されて手帳を選んでいるわけではないので、この時点でも、何とか、入替用のダイアリーを買って帰るつもりだった。
ところが…。
一回りコーナーを見渡し、再び正面に戻ってみると、大きく心が揺れた。
ジブン手帳Bizの下、今年から発売となった、「ジブン手帳 Biz mini」を手にとって、ビビッときてしまったのだ。
それはそうだろう。
この手帳は、3年前に心が揺れたサイズである「ジブン手帳mini」と、去年迷いに迷ったデザインの「ジブン手帳Biz」の複合バージョン。
僕にとっては、いわば《いいとこどり》の手帳と言えるからである。
LOFTでは、中身の確認できる見本も数多く掲示されていたので、それをパラパラと眺めて、使い勝手も含めて夢想すると、やっぱり僕は我慢ができなくなってきた。
今の僕は、かなりデジタル寄りの生活に移行しており、スタンダード版のジブン手帳の大きさを持て余しはじめている。
以前は、なんでもかんでも手帳に書きまくっていたが、今は、スマホアプリの日記やダイアリーなども併用しているので、紙に書くことが減ってきてしまっているのである。
しかし、やっぱり、その一覧性や継続性なども考えると、僕にとって、ジブン手帳は必須のアイテム。
ならば、もっと気軽に持ち歩けて、スマホなどとも併用しやすい、コンパクトなジブン手帳 Biz miniこそが、今の僕に相応しいと思えてきたのだ。
そう思い始めると、もう心は一直線だった。
ジブン手帳 Biz miniは、色の違いなどで4つのタイプが用意されていたので、その点でもかなり迷ったが、結局、「断然売れている」(LOFT店員談)という…。
ジブン手帳 Biz mini マットネイビー を選んだ。
今、レーザーカバーをつけて使っている、ジブン手帳スタンダード版とのサイズ比較。
かなり年期が入った、愛着のあるジブン仕様のレザーカバーを、来年からは使うことができないと思うと、ちょっと切なくなったが、でも、僕はもう決めてしまったのだ。
開いてみたところ。
その大きさも、フォントなどの印象も大きく違う。だから最初は少し戸惑うかもしれない。
しかし、今の僕にはジブン手帳 Biz miniの方が使い勝手が良いと思い、過去資産の流用ができなくなることも踏まえて選んだのだ。
だから、その決断を後悔することのないよう、使い倒していこうと思う。
コクヨ ジブン手帳 Biz mini 2018年 12月始まり B6スリム マットネイビー ニ-JBM1DB-18
- 出版社/メーカー: コクヨ(KOKUYO)
- 発売日: 2017/09/12
- メディア: オフィス用品
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