餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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最大の特徴は「au初の」スマートフォンであること〜E30HTに感じる想い

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スマートフォン「E30HT」の提供条件について〜Windows Mobile® OS を搭載したKDDI初のスマートフォン「E30HT」〜 

ついにというか、ようやくというか、KDDI(au)からもスマートフォンが正式発売されることになった。
モバイルルータ機能を標準搭載しつつ、PC接続でも定額で使えるようにしたことは、評価できると思う。PC接続時の上限は1万3650円だから、イー・モバイルと比べると法外に感じるものの、auとイー・モバイルではその通信範囲がまだ圧倒的に違うし、ユーザサポート面に関しては天と地ほどの差がある*1。この点を重視する人にとっては待望の機種になる筈だ。
auの通信圏で、ある程度のスピードは維持した上で*2、複数PCでの高速通信ができるならば、ビジネス上、便利に使えるケースは多いと思う。
ただ、どうにも端末にインパクトがない。これが僕には何とも残念だ。ベースになった端末はHTC Touch Proで、もちろんこれは名機なのだけれど、docomoやSoftBankでは数ヶ月も前に発売されている機種になる。しかも、全世界的に見れば、こういった後継機が既に発表されており、新鮮味は全くない。このE30HTのスマホ的特徴をひとことで表すならば、「au初」ということに尽きるのではないかと思うほどだ。
auは、スマートフォンのキャリアとして、圧倒的に後発となるのだから、ここは例えばXperia X1クラスの衝撃が欲しかったところだ。ソニエリ端末は、現auラインナップの大きな柱で、固定層も多い筈なので、X1ならば大ヒットすると思うんだけれどなぁ…。
ただ、au初のスマートフォンが、HTC Touch Proがベースの端末となることについては、E30HTという型番も含めて、去年の9月からわかっていたことだ。だから、今更X1などという妄想を抱いても、詮無いことだろう。
とはいえ、あれから半年以上が経過し、しかも発売は5月だというのだから、例えばHTC Touch Proベースにしても、大きく改良して登場するものかと思っていた。モバイルルータ機能などを搭載するのに、どれだけの調整が必要だったのか僕には図りかねるけれど、半年も待たせた割にこれだけか…というガッカリ感の方が、僕にとっては圧倒的に大きい。
半年前のエントリーで、大いに疑問を感じた「Cメール受信のみ」という仕様は結局そのままだった。「受信のみ」って、いったい誰が得するんだ。これ。全く納得できない。
MMS非対応であることも含め、メール端末としては全く使えないので、結局、INFOBAR*3から機種変更する気持ちは完全に失せてしまった。

*1:もちろんどちらもauが上。

*2:ここ重要。大丈夫なんだろうなぁ。

*3:デザインがとにかく気に入っていて、もう4年以上も使っている。


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