これぞ、G1馬の貫禄。
59Kgも何のその、オレハマッテルゼ、逃げ切り圧勝。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | |
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△ | 1 | 7 | 12 | オレハマッテルゼ | 牡6 | 柴田善臣 | 59 | 1.21.8 | 1-1 | 34.6 | 3 | |
◎ | 2 | 5 | 7 | インセンティブガイ | 牡5 | 横山典弘 | 57 | 1.22.1 | 2 | 13-10 | 34.0 | 5 |
▲ | 3 | 3 | 4 | テレグノシス | 牡7 | 勝浦正樹 | 58 | 1.22.3 | 11/4 | 14-14 | 34.0 | 2 |
4 | 4 | 6 | ネイティヴハート | 牡8 | 内田博幸 | 57 | 1.22.3 | ハナ | 7-9 | 34.4 | 6 | |
△ | 5 | 3 | 3 | グレイトジャーニー | 牡5 | 佐藤哲三 | 57 | 1.22.3 | 頭 | 11-12 | 34.1 | 4 |
○ | 6 | 6 | 9 | シンボリグラン | 牡4 | 武豊 | 58 | 1.22.5 | 11/4 | 10-10 | 34.5 | 1 |
7 | 4 | 5 | ローエングリン | 牡7 | 四位洋文 | 57 | 1.22.6 | 1/2 | 2-2 | 35.1 | 9 | |
8 | 5 | 8 | フジサイレンス | 牡6 | 江田照男 | 57 | 1.22.6 | クビ | 11-12 | 34.4 | 7 | |
△ | 9 | 8 | 14 | アルビレオ | 牡6 | 田中勝春 | 57 | 1.22.7 | クビ | 7-7 | 34.9 | 12 |
10 | 1 | 1 | ロードフラッグ | セ9 | 北村宏司 | 57 | 1.22.8 | 3/4 | 7-7 | 35.0 | 14 | |
11 | 2 | 2 | トールハンマー | 牡6 | 藤田伸二 | 57 | 1.22.8 | 頭 | 4-4 | 35.2 | 8 | |
12 | 8 | 13 | グランリーオ | 牡6 | 吉田豊 | 57 | 1.22.9 | クビ | 2-2 | 35.5 | 13 | |
13 | 7 | 11 | プレシャスカフェ | 牡7 | 柴山雄一 | 57 | 1.22.9 | ハナ | 4-5 | 35.2 | 10 | |
14 | 6 | 10 | ニシノシタン | 牡6 | 後藤浩輝 | 57 | 1.24.4 | 9 | 4-5 | 36.7 | 11 |
LAP | 12.5-11.1-11.6-12.0-11.2-11.4-12.0 |
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単勝 | 12 \530 |
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複勝 | 12 \190 / 7 \270 / 4 \180 |
枠連 | 5-7 \1390 (6) |
馬連 | 07-12 \2020 (8) |
ワイド | 07-12 \710 (7) / 04-12 \470 (3) / 04-07 \800 (10) |
馬単 | 12-07 \3920 (14) |
3連複 | 04-07-12 \3560 (10/364) |
3連単 | 12-07-04 \22420 (60/2184) |
この圧勝は、何より最初の1ハロンで先頭を譲らなかったことだと思う。大先生らしくない思い切った騎乗だと感じたのだが、レース後のインタビューによると、「ハナには立ちたくなかった」とのことだから、オレハマッテルゼ自身のファインプレイと考えた方がよいのかもしれない。
安田記念でも、逃げるなら好勝負になる気がするけれど、大先生としては、あくまで自身18番の「先行なだれ込み」競馬に持ち込みたいようで、そうなると、微妙ではないかと思う。
インセンティブガイは、道中かなり後方にいたので、これでは厳しいと思ったのだが、直線に入ると、早めに仕掛けて内からするすると伸びてきた。流石は横山典弘。こういった仕掛けは絶妙で、戦略力がずば抜けている。今回は大先生の(というかオレハマッテルゼの)思い切った逃げが嵌った形だが、きっちり2着に入ってきたのは、ノリの手腕によるところが大きい。最後の最後で、外から伸びてきたテレグノシスとの着差は、そのまま騎手の差だと思う。
武騎乗で1番人気に祭り上げられたシンボリグランだが、武豊を持ってしても、立ち後れ癖が直らない。本質的に、先行競馬で結果を出してきた馬だけに、出遅れてしまうと、全く流れに乗れないままレースが終わってしまう。この癖が解消できない限り、復活は難しいかも知れない。