W-ZERO[es]での大きな改良点に、蓋を開けずにリセットできる、という点がある。WS003SHでは、リセットスイッチが充電池蓋の内側にあったため、リセットをするためにいちいち蓋を開けなければいけなかった。だから、これは大きな改善である筈だった。
何となく挙動が不安定というレベルであれば、リセットスイッチに頼らなくても、ソフトウェアを使えば、WS003SHでも、簡単に再起動を行うことができた。Today画面のタップひとつで済むからだ。
但し、タップやボタンに全く反応しなくなった場合など、いわゆるフリーズ時は、タップが必要なソフトウェアは使えず、リセットスイッチを押す必要が出てくる。WS003SHでは、フリーズするたびに蓋を開けてリセットスイッチを押していたから、その面倒さを解消した[es]は本当に素晴らしいと思っていた。
しかし、僕はまだその恩恵を受けることができずにいる。これまで、[es]では何度かフリーズ現象が起きているのだけれど、その際に、キーボード横のリセットスイッチを押しても全く無反応なのである。単にタップが効かない(ボタンは有効)というレベルの状態であれば問題なく再起動ができるから、スイッチの不調というわけではない筈だ。
裏蓋を外し電池を着脱すれば再起動はかかるから、フルリセットが必要な状況でもないだろう。ならばなぜリセットスイッチが効かないのか、僕にはよくわからない。
そもそも、裏蓋を外さなければフリーズが解決しないというのでは、WS003SHの時と全く変わらないではないか。
これは僕だけの現象なのだろうか。
フリーズに無力な[es]のリセットスイッチ
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