餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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函館スプリントステークス

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函館SSと言えば、横山典弘だ。
ここ10年間で2勝、2着4回、しかもここ5年連続して連対中である。
昨年は8番人気のゴールデンロドリゴ騎乗で流石にきついかと思っ
たのだが、最後の最後で2着に突っ込んできた。
これを見ても、いかに、このレースと相性がいいかわかるだろう。


僕の一番好きな騎手が、大得意にしているレースなのだから、
今日の予想は簡単だ、単に典から買えばいい。と思って、新聞の馬柱を
眺めると…あ、あれ…え?ノリがいないではないか。


と、話の展開上驚いてみたが(こらこらっ)今週典が福島で騎乗することは、
週の初めから既定事実としてわかっていることである。
典が、これほどまでに得意なレースを捨てて福島へ騎乗にいくということは、
ラジオたんぱ杯のコンラッドは、絶好の狙い目ということになるのだろうか。*1


話を函館SSに戻そう。
いくら典が大得意にしているレースといっても、出場しないので
あれば買うことはできない。フラットな観点で予想しよう。
人気は2頭。シーイズトウショウとプレシャスカフェだ。
シーイズトウショウは昨年の覇者であり、前走勝って好調な上、
55kgで出場できるのは何とも有利だ。
トウショウ牝馬&池添のコンビと言えば、先週のスイープトウショウと
同じで、こういった勢いは無視できない。
一方のプレシャスカフェも強い。何と言ってもG1の高松宮記念で
1番人気になったほどの馬なのだ。
この時は、蛯名スペシャル*2が炸裂したため、敗れてしまったが、
それでも3着まで押し上げてきているのは力の証明だ。
京王杯SCは、最適距離より1ハロン長い1400メートルとはいえ、
あそこまで惨敗*3する馬とは思えないだけに、
調子落ちの懸念はあるが、立ち直っていれば好勝負は必至だろう。


実力的に抜けている2頭が、有利な斤量で出てくる以上、この2頭で固いの
だろうか。そうは思うが、僕はちょっと捻ってみたい。
2頭は確かに強い。しかしそれぞれに死角もあると思うからだ。


シーイズトウショウは、スイープトウショウほど、実績的に信頼できる馬では
ないから、同一視は危険だ。
前走は57kgを背負って楽勝しているが、中京の軽い芝と今の函館の重い芝は
根本的に異なる。もちろん、去年勝っている馬なのだから問題はないかも
しれないが、安定した差し足が繰り出せるスイープトウショウと違って、
この馬はムラ馬だ。もちろん勝ってもおかしくないが、負けてしまっても
驚けない。


一方のプレシャスカフェ。
前走を除けば、常に安定して走ってきた馬で、芝の1200メートルに限れば、
G1でさえ3着を外していないのだから、軸としてはこちらの方がいいかも
しれない。シーイズトウショウのおかげで、1本かぶりの人気にもならない
から、ESP炸裂の可能性が減ったというのも好ましい。*4


本命はディープサマー。
馬柱だけみると、この馬もムラ馬のように見えるが、それは色々な
距離を試行錯誤してきたからであるような気がする。
1200メートルは、重賞2つを含んで(2,1,0,0)であるのに対し、
1400メートルでは(0,0,1,0)となり、マイル以上では(0,0,0,6)なの
だから、実にわかりやすいではないか。


スピード指数は若干足りないが、それは53kgという斤量と、函館の重い芝が
味方してくれる筈だ。
あのストーミーカフェを大差でちぎった新馬戦と同じ舞台で、スプリントの
新星に名乗りを上げて欲しい。
短距離界の「ディープ」は、ディープインパクトじゃなくディープサマーだ、
と言わんばかりの圧勝を期待。


相手はもちろん人気2頭だが、最近中距離ばかりを走っているので人気の
盲点になっている気がするスターリーへヴンと、アタゴタイショウ、
トールハンマーまで。


馬券は、◎○2頭軸マルチ3連単→▲★△△と、◎▲2頭軸マルチ3連単→○★△△
さらに遊びで、◎★2頭軸3連複総流し。


◎ディープサマー
○プレシャスカフェ
▲シーイズトウショウ
★スターリーへヴン
△アタゴタイショウ
△トールハンマー

*1:しかし、こういう時に来ないのも、また典なんだよなぁ。人気になりすぎのような気もするし、なんとなく不安だ。結局買ってしまうとは思うけれど

*2:通称ESP。蛯名が人気馬に騎乗した際ゲートで大きく出遅れることを指すが、道中の騎乗ミスも含むという説がある。高松宮記念の時は、この両方が起きてしまった。

*3:アサクサデンエンから1秒5も離された14着

*4:それでも再度起きないとは言い切れないのだが…


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