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松井秀喜に敬服

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これでこそ、松井。それでこそ、スーパースターだ。

松井秀、DHで5号本塁打


 [ニューヨーク 14日 ロイター] 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は14日、当地で行われたパイレーツ戦に5番・指名打者で先発出場し、12試合ぶりとなる5号先制本塁打を含む3打数2安打1打点と活躍した。打率は2割7分5厘。
 松井秀は2回の第1打席、ウェルズの初球を右中間にたたき込んだ。右足首の痛みを押しての出場だったがテーピングで固め、指名打者で先発起用された。

 ヤンキースは9―0で大勝した。

今日は、松井にとって本当に運命の1日だった筈だ。


これまでこだわり続けてきた連続試合出場記録が掛かっているから、
出場を直訴することは予測できた。
しかし、ここで結果を出せなければ、「自分の記録のためにチームの足を
引っ張る」ことになってしまう。
今年のヤンキースは、例年のような独走状態ではない。
チーム状態が苦しい以上、結果を出せなければ個人記録などは二の次で
あることは、本人が一番よくわかっていた筈だ。


だから今日は、松井にとって、本当に大きな1日だった。
たとえば今日全打席凡退でもしようものなら、怪我を理由に故障者リストに
入れられても、仕方がなかったところだからだ。
決して好調ではない今年の打撃状態で、しかも慣れないDHという立場。
しかし、それでも打つことでしか、自分の存在価値を示せない絶体絶命の
状況の中、なんと、松井が出した結果は先制本塁打だった。


凄い、本当に凄い。松井はやはり、スーパースターだ。


連続試合出場という点だけ見れば、松井の記録を超える選手は、まだまだいる。
日本記録保持者の衣笠は、度重なる死球渦も乗り越えて、出場を続けたことは、
確かに凄いと思う。
しかし、それは、2割そこそこの打率でも使い続けてくれる球団に支えられて
できた、いわば「作られた」記録であるとも言えるのだ。
しかし、松井はそうではない。巨人、そしてヤンキースという常勝を求められる
球団に属し、そして、なおかつその球団の軸となる成績を残しながら続けて
いる記録だからこそ、大きな意味がある、と僕は思う。


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