餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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今年もやっぱり暑かった…けれど、それがいい北海道マラソン

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8月26日。朝8時半。

スタート前の待ち時間に、DJの人が「現在の気温は、29.1℃」とアナウンスすると、ランナーたちから一斉にどよめきが上がった。
北海道マラソンと言えば、酷暑の真昼(12時)スタートという過酷さが売りだったのだけれど、今年からそれが3時間繰り上がり、9時出走開始に変わった。
だから少しは暑さが緩和されるかと思っていたが、何のことはない、去年と同じような気温になってしまったわけだ。
しかし、ランナーたちは、それほど不満そうにも見えない。僕も同じくだった。そう、暑い中を耐えて走り抜くことが、北海道マラソンの醍醐味だと思うから。
去年までと変わったのは、開始時間だけではない。スタート地点も変更になった。大通公園。札幌のひとつの顔とも言える地だ。

スタート数分前。テレビ塔の真横まで列が進んだので、思わず1枚。この、テレビ塔の時計が…。

1分前からカウントダウン表示に変わった。
10秒前からは、アナウンスに合わせて、皆で声を上げてカウントダウンだ。北海道マラソンと言えば、以前は、エリートランナー向けで、制限時間が厳しい*1ストイックなレースだった筈なのに、すっかりファンラン色が強くなったなぁと思う。
しかし、僕は当然エリートランナーではないので、皆と一緒にカウントダウンで盛りあがった。スタート後1kmぐらいは、道路沿いが人垣になっていて、溢れんばかりの応援が続く。流石札幌中心街。
しかし、ここまで凄い応援は、最初と最後などのごく一部分に過ぎない。
北海道マラソンは、東京や大阪などとともに、都市型マラソンに分類されているが、個人的には、ちょっと微妙な印象。北海道大学構内を走れる、という魅力はあるけれど、それを含めても都市観光色は薄い。
このレースは、途中の新川通り(往復15km近くある!)が「裏メイン」とも言える大会で、応援が少なく、単調な住宅街をいかにストイックに乗り切れるか、が鍵だと思っている。
こうやって書くと、何だか批判しているようにも見えるけれど、そうじゃない。決して都市型ではないけれど、ボランティアの方々の応援は素晴らしかったし、何度も何度も子供たちのハイタッチ群があったのも嬉しかった。
そして、やっぱり暑いのがよかった。
体感温度としては、やはり去年の方が断然暑かった*2のだけれど、一般の大会に比べれば過酷なことは間違いなく、2.5km間隔のほぼ完璧な給水体制がなかったら、乗り切るのは厳しかったろう。
記録としては、3時間44分。このブログにも掲げていた目標*3は3時間45分なので、何とかクリア。自己ベスト*4には遠く及ばないけれど、去年よりは10分以上早いし、この時期としては上々だと思う。
参加費も遠征費もバカにならないレースだけれど、とにかくこの暑さと運営の素晴らしさが魅力なので、来年も是非参加しようと思っている。
もちろん、月曜日を休みにすることも忘れないようにして。(今年の教訓w)
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*1:今でも5時間なので、楽ではないが、以前は4時間制限だった。

*2:アスファルトの上は、発表気温よりも暑くなるのが常だから、朝ゆえにまだ熱を吸い込んでいなかったことが大きいと思う。

*3:アシックスのブログパーツで表示させていたもの。

*4:2012かすみがうらマラソンの3時間31分。


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