餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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史上空前のオークション@筒井康隆展で、「断筆人形」を落札!

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僕は、とても緊張していた。

「筒井康隆展」の記念イベントは、いよいよクライマックス。

菊地成孔さんとのトーク、筒井先生による自作「奔馬菌」朗読が終わり…。

ついに、第三部のオークションが始まることになったからだ。

司会の方から、「このコーナーは、撮影・録音OK」というアナウンスがあった。

おぉ。僕は思わず心の中で歓喜した。

オークショニアは、他ならぬ筒井先生自身が担当される。それを撮ることができるなんて。最高だ。

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ということで、もちろん撮影させていただいた。

この後も、写真を撮りまくる予定だったのだけれど、思ったほど僕は枚数が撮れなかった。

オークションの内容が、未だかつてないものだったため、のんびりと写真を撮っている余裕などなかったからだ。

何しろ、筒井先生による進行が凄すぎる。

商品1点ごとに、エピソードを語ってくださり、その内容が面白いのは言うまでもないが、その後の進行が空前。

LOT01のこの商品(ハヤカワ・SF・シリーズ「ヒューマノイド」。筒井先生の蔵書印つき。)などは、「100円」からの開始となり、すぐに「100円」「500円」という声が上がったのだけれど、先生から、なんと「500円は高すぎる」というコメントがあり、100円の人に落札されてしまった!

先生曰く、本に味噌汁がかかってしまった(から価値が低い)とのことだったのだけれど、ツツイストからすれば、その方がむしろ価値がある。

だって、先生の召し上がった味噌汁がかかった本なのだ。最高じゃないか。それが、まさかの100円落札。信じられない。

その後も、筒井先生による進行は、本当に衝撃的だった。

殆どの商品は、安価でスタート。これは、通常のオークションと同じ。

しかし、ここからが違う。

さまざまな価格の声がかかると、「一番高い金額」ではなく、「筒井先生が適正だと思われる価格」で落札されるのだ。

そして、その金額が、どう考えても安い。安すぎる。これは完全に想定外の展開だったため、僕は大いに驚いた。

オークションの開始前、僕は、どれもこれも大変な金額になると思っていた。

今回、出品されている商品は、筒井先生にまつわる秘蔵の品ばかりだったからだ。

しかも、会場には並み居るツツイストが揃っており、財力もたっぷりある(と思える)世代の人たちが多数。

しがないサラリーマンの僕などは、金額競争に勝てる筈がない。

そう思って、半分諦めていた。

それでも、どうしても欲しい品はいくつかあったので、品目を絞りに絞って狙おう…と思っていた。

が、こういう形式のオークションならば話は別。何でも参加しないと損だ。

ということで、やおら僕は参戦を決めたのだけれど、考えることは皆同じw

オークションの途中からは、先生が発表される初回価格を聞くや否や、「適正価格」を狙って、多数の声が飛び交うことになった。

筒井先生の心づもりひとつで落札者が決まるため、先生に注目され、かつ、ご納得いただける提示を行う必要がある。

瞬発力とセンス、そして、度胸の必要なオークションなのだ。

ということで、その全てに欠ける僕は、入札こそしたものの、全てに立ち後れ、涙を呑み続けた。

オークション開始前、「たとえ値がつり上がっても、可能な限り勝負しよう」と思っていた、《「断筆祭」グッズ一式》や《「断筆祭」手ぬぐい》も、瞬発力負け、度胸負けで落札されてしまい、大きなショックを受けた。

が。

僕にとって、一世一代の大勝負、大逆転が待っていた。

今回、僕がどうしてもゲットしたかった商品であり、オークションの目玉となるもののひとつ。この「筒井康隆展」のプレスリリースにも採用されている…。

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断筆人形を落札!

することができたからだ。

これは、1993年の雑誌「宝島30」表紙を飾った1点もので、他では絶対に入手できない。超レアアイテム。

それをゲットすることができ、僕は、本当に、本当に嬉しかった。

これは、現在「筒井康隆展」の会場に展示されているため、僕がゲットできるのは、12月中旬以降になる。

しかし、展示会に行けばいつでも見ることが可能なので、再訪する際には、それを見て、「あぁ、これが僕のものになるんだなぁ」という感動に浸ろうと思う。

断筆宣言への軌跡 (カッパハードカバー)

断筆宣言への軌跡 (カッパハードカバー)

 

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