忘れ物防止タグ(トラッカー)が、俄然注目を集めるようになってきた。
Appleが、このジャンルの真打ちと言えるAirTagを発表したからだ。
AirTagの魅力については、先日のエントリーで詳しくご紹介させていただいた。
Appleが、満を持して発売してきた商品だけに、その性能は桁違い。
なんと言っても、世界中にあるiPhone、iPad、Macデバイスの「探す」ネットワークと連携できるのは、大きな魅力だ。
その筐体はキュートだし、さまざまな専用アクセサリを装着することによって、ファッション性も高くなる。
お気に入りの刻印を入れて自分仕様にすることもできるのだから、たまらない。
忘れ物防止タグジャンルには、先発組が多数あるが、AirTagは、それらのシェアをまとめて奪い取る可能性を秘めている。
AirTagは今月末発売で、僕ももちろん予約しているが、先発組に比べて、ひとつだけ引っかかることがある。
その価格だ。
Appleストアでの直販価格は、税込3,800円。
4個セット(税込12,800円)でも、1個あたりの価格は、3,200円する。
その性能を考えれば妥当と言えるなのものだけれど、「もう少し安ければ…」と思っている人もいるだろう。
AirTagの場合、単独では使いにくい形状なので、別途アクセサリを購入する必要があるのもネック。
前述の通り、ファッション性は高まるが、そのぶん、出費もかさむのだ。
Apple純正のアクセサリは、最低でも3,800円(本体と同価格!)するし、公認のBelkin製も1,580円かかる。
非公認のサードパーティー製だと、1,000円以下のものもあったりするが、現状、中国からの輸入品が殆どで、納期も品質もグレイだ。
さまざまなアクセサリをつけられるのが、AirTagの魅力ではあるけれど、「もっと手軽に、シンプルに使いたい」と考える人もいると思う。
そんな人にお勧めなのが、このジャンルの先駆けであり、最大シェアを有している「Tile」シリーズ。
僕も今、2種類のTileを絶賛愛用中だ。
写真右の「Tile Mate(2020)」は、完全にAirTagと競合する商品。
AirTagよりも一回り大きいサイズで無骨だが、キーホルダー用の穴が開いているため、アクセサリを介さず、単独で使用できる。
僕の場合は…。
こんな感じで、キーホルダーに取り付けて使っている。
この「Tile Mate(2020)」が、現在開催中のamazonタイムセールに登場した。
通常は2、400円程度で販売されているが、今回は2,000円を切っている。
AirTagの半額近い価格だし、別途アクセサリを買う必要もないので、かなりお買い得だと思う。
現状は、このジャンルのシェアNO1商品だから、おさえるところはしっかりおさえており、「手軽に紛失防止タグを使ってみたい!」という人には特にお勧めだ。
上記写真左のTile Slimは、クレジットカードと同サイズなので、財布との相性が抜群。
こんな感じで、小銭入れのないマネークリップにもすんなり収まる。
これは、AirTagにできない芸当だ。
Tile Slimの素晴らしさについては、過去のエントリーで力説させていただいた。
そんなTile Slimも、現在、amazonのタイムセールに登場している。
こちらは、セール価格でも3,000円を超えてしまうが、それでもAirTagより安い。
独特の形状なので、用途によっては、AirTagより便利に使える筈。
僕は、これが財布に入っていることで、何度救われたかわからない。超薄&超軽の逸品だ。
財布や定期入れをなくしやすい、という人には、超オススメ。
タイムセールは、あと1日で終了だから、気になる人はこの機会をお見逃しなく。