願掛けランは、実らなかった…。
「二度(落選)あることは、三度(落選)」ある。やっぱり落選だ。
なまじ、抽選チャンスが沢山あるぶん、外れた際のショックも大きい。
抽選倍率11.1倍の難関なのだから、落選するのが当たり前で、期待する方がおかしいとも言える。
とはいえ、やっぱり、ショックはショックだ。
僕は、昨晩、どっと疲れて帰宅したのだけれど、それでも眠れず、深夜に目覚めてしまったため、 悔しさを紛らわすために、真っ暗な街へ繰り出した。
そして僕が辿り着いた場所は、ここだ。
東京都庁。言うまでもなく、東京マラソンのスタート地点である。
歓声も紙吹雪もなく、空は真っ暗だったけれど、僕は、ひとり、頭の中で号砲を鳴らして走り出す。
新宿駅、大ガード。本番の東京マラソンでは、このど真ん中を堂々とくぐれるんだよなぁ。
歌舞伎町。
この時点では、深夜(というか早朝というか)3時台だったと言うのに、とても煌びやかで、非常に賑わっていた。
僕は、フライデーナイトを堪能した(らしい)若者たち、外人たちの脇を、淡々と走り抜けていく。
飯田橋交差点。
そう言えば、MGC直前レポートランで、先週もここを通ったことを思い出す。先週は、ここをまっすぐ進んだが、東京マラソンコースは、右折。
そして、神保町交差点で、再び合流することとなる。奇しくも、僕がMGCを生観戦したスポットだ。
先週の神保町交差点は、早朝からかなりの人が場所取りをしており、レース開催時間には、大変な賑わいとなっていた。
あぁ。あのエキサイティングなレースから、もう1週間が経つんだなぁ…。
もちろん、今日はレース日ではないし、時刻もまだ午前4時台。ということで、神保町交差点の状況は、全く異なっていた。
人どころか、車の姿も殆ど見えない。
僕は、選手気分で道路を走りたくなってしまったが、ぐっとこらえて、靖国通りを進んでいく。
日本橋に到着。
いつしか日の出の時刻を迎えており、空はすっかり明るくなっていた。
僕は今日、とりあえず「東京マラソン気分」に浸れればいいと思って走り出していた。
だから、当初の予定では、ここからフィニッシュ地点の東京駅に向かう予定だった。
が、何となくまだ走れそうな気分だったので、方針変更。そのまま、先に向かうことにした。
そして、辿り着いたのは…。
浅草雷門。東京マラソンのクライマックスエリアだ。
休日は、観光客で大変な賑わいとなる^場所だけれど、僕が到着した時間(午前6時頃)は、まだガラガラだった。
東京スカイツリー。
都内では各所から見ることができる建物だけれど、間近で見ると、やはり迫力が違う。
一般抽選の落選記念(?)で実施した、今日の「東京マラソン2020気分」ランは、これで終了。
ただ、僕はこの「東京マラソン2020気分ラン」を、完全に終了させたわけじゃない。もちろん、フィニッシュ地点の東京駅まで走ろうと思っている。
単に、《今日のところは》これで終了、としただけ。
いったい、いつ走るのかって?
その答えは簡単。僕は、ONE TOKYOの(名ばかり)プレミアムメンバーだから、追加抽選の実施時に、もう1度、落選チャンスがあるのだ。
浅草から先のコースランは、その時の楽しみにとっておこうと思うw
ランニングマガジン クリール 2018年 03 月号 特集:東京マラソン攻略ガイド
- 作者: クリール編集部
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2018/01/22
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る