僕の身体の一部、と言っていいガジェットだった。
4年半前、2013年の4月。
僕は、このJawbone UPに出会い、発売日にゲット。
非常に気に入って使い始めたが、とにかく故障しやすかったので、予備機も含めて、買いまくった。
バージョンアップモデルが出た時には、もちろん買い換えた。
結局「Jawbone UP 3」まで行き着いたが、安定性やバッテリ性能を鑑み、二代目であるJawbone UP 24に戻り*1、それからずっと使い続け、今に至っている。
Jawbone UPは、走っている時、食事をしている時、そして眠っている時まで、いつも僕とともに暮らしてくれた。
単なる比喩じゃない。
Jawbone UPでは、ランニングも、睡眠も、食事も記録できるのだ。
寝食に関する、さまざまなアドバイスだってしてくれる。
こういったアドバイスに、これまでどれだけ助けられてきただろう。
だから、僕は、まさにこのガジェットと、4年半寝食を共にしてきたと言っても過言ではないのである。
それが…どうにも不調になってしまった。
このUP24は、本体のボタンを押すとランプでマークが表示され、活動モード(太陽マーク)と睡眠モード(月マーク)を切り替える仕組み*2。
しかし、数日前から、ボタンを押しても、切り替えランプが、何の表示もされなくなってしまったのだ。
完全に壊れた、というわけではない。
活動量は計測してくれるし、睡眠時間も、アプリ側から「この時間は眠っていた」と指定すれば、後追いで認識させることはできる。
だから昨日も、睡眠や軽いジョグの記録などもしっかり残してくれている。
ただ、今後もこのパターンで使い続けていくのは難しい。
UPシリーズが何より優れているのは睡眠計測機能。それが生かせないのでは、UPを使う意味がなくなってしまうからだ。
モード切替の手順を踏まない後追い認識だと、その精度に疑問が残るし、何よりとても面倒。だから、僕はどうにも困っている。
不調ならば、ソフトリセット、ハードリセットを行えばいいではないか?と思われるかもしれない。僕も最初はそう思った。
しかし…ダメだった。
UP24の場合、そのどちらのリセット操作においても、「本体のボタンを押して、太陽や月のマークを表示させる」ことが前提。
しかし、それが不能な状態になってしまっているからである。
一応、使い続けることはできるとはいえ、毎日手動で睡眠認識させるのは厄介だし、その精度にも疑問が残る。
さらに、切り替えランプも表示できない状況では、いつ完全に壊れても不思議ではなく、そうなる前に決別しておいた方が…と思えてきたのだ。
今、僕は、活動量計として、fitbit charge 2も併用している。
fitbit charge 2は、非常に優れた活動計なので、これに一本化し、UP24とお別れしても、きっと、特に問題はない。
ただ、僕は、UPと4年半以上寝食をともにしてきただけに、やっぱりちょっと未練が残るのだ。
Jawbone UPシリーズは、もう生産中止になってしまったが、このUP24は残在庫があるようで、販売としては継続中。
UP24 by Jawbone Wristband iOS対応【並行輸入品】 (M, onyx)
- 出版社/メーカー: Jawbone
- メディア: Wireless Phone Accessory
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しかもそれほど高くないので、買い換えるということもできなくはないのだけれど…。