1年前から待ち侘びていた映画が、ついに公開された。
そう。「シン・仮面ライダー」の上映が遂に始まったのだ。
全国上映は今日からだけれど、昨晩から先行上映が行われることとなっていたため、僕は、Webサイトの争奪戦で良席チケットを確保。
昨日は、定時退社でダッシュして、映画館に赴いた。
ついに「シン・仮面ライダー」が見られる!
僕は、本編開始の瞬間、息を吞んでスクリーンを見つめた。
それから約2時間後…。
僕は、複雑な思いを抱きながら、劇場を出ることとなった。
期待値がめちゃめちゃ高かったせいか、正直、途中までは、かなりの違和感を感じてしまったからだ。
個人的には、微妙なポイントが沢山あって、手放しには賞賛できない。
「シン・ゴジラ」とは違って、万人にお勧めできるような映画じゃないなぁ…と思った。
しかし、全編を見終わった後…。
「ネタバレ注意」封緘仕様のパンフレットを熟読したり、速報レビューを読んでみると、印象が変わった。
なるほどそういうことだったのか、ということが多数あったからだ(汗)
僕が、わかりにくいなぁと思っていた部分や、CGがチープすぎないか?と思っていたところも「意図的」なのだと考えてみれば納得。
仮面ライダーシリーズに関するオマージュも溢れていて、僕がそれを理解し切れていないだけだった。
前述の通り、誰にでも手放しでオススメできる映画ではないが、子供の頃、仮面ライダーシリーズ(1号、2号)にハマった人は、絶対に観ておくべき映画、だと思う。
できれば、映画を見る前に、石ノ森章太郎先生の原作や、初期仮面ライダーの映像を見ておくと、何倍も楽しめそうな気がする。
劇場では、オリジナルグッズも多数購入可能だった。
ただ…。
一番欲しかった「シン・仮面ライダーアルバム」は完売。「ステッカー」も入荷なしということ拍子抜け。
手元で眺めて楽しめそうな、下敷きとポストカード(12枚組)だけ、上映前に購入しておいた。
ただ、こういったグッズよりも嬉しかったのは、これ。
入場者特典の「シン・仮面ライダーカード」だ。
僕は、「仮面ライダーカード」にとりわけ深い思い入れがあるので、ちょっと痺れた。
子供の頃、僕は仮面ライダースナックを買いまくり、付録のカードを集めたんだよなぁ…。
残念ながら、それらはもう、僕の手元にない(なんでなくなってしまっただろう…)のだが、この本で追憶を辿ることができる。
今回、あらためてライダーカードの一覧を見直してみたら、「シン’・仮面ライダー」に繋がるようなカードもあって、ちょっと感激。
「シン・仮面ライダー」カードは、全20種類。
ノーマルカードが10種類と、キャスト自筆によるレアカード10種類があるようだ。
ワクワクしながら開封したところ、残念ながら、ノーマルカード2種類、それも、ライダー以外のカードだったので、ちょっとがっかり。
パンフレットや各種情報で、この映画の深みがわかってきたし、他のカードも入手したいので、これはもう1度見に行くしかないかなぁ…と思っている。