今朝。
いつものように、アレクサに「おはよう」と挨拶したら、今日は《文字・活字文化の日》だと教えてくれた。
そして、今日から11月9日までは、読書週間になっているようだ。
読書週間にあたっては、毎年、ポスター用のイラストと標語が募集されており、今年はこれに決まった。
今日以降、全国の書店には、このポスターが掲げられる。
いやはや、実に素晴らしいポスターではないか。
本の素晴らしさ、楽しさが伝わってくるイラスト。
『ラストページまで駆け抜けて』という標語が、そのイラストと絶妙にマッチしていて、完成度の高いポスターだと思う。
素晴らしい本を読み終えた時の感覚は、マラソンレースを完走した時の喜びに似ている。
まさに、ラストページまで駆け抜けてこそ、読書の醍醐味を味わえるのだ。
このポスターには、沢山の《紙の本》が描かれているが、読書の楽しみは、今、大きく広がっている。
僕は《紙の本》をこよなく愛しているけれど、今の時代、《電子書籍》の便利さも見逃せない。
物理スペースを占有せず、自分の好きなガジェットで、いつでもどこでも読書を楽しめる。そんな電子書籍は、「本」の裾野を広げるという意味で、非常に大きな存在だろう。
電子書籍は、紙の本と異なり、値下げやポイントバックなどが自由自在なのが、大きなメリット。
だから、お買い得なタイミングを逃さないようにするのが肝心だ。
電子書籍販売最大手のKindleでは、常時、さまざまなキャンペーンを実施しているが、現在は、読書週間にあわせて、ビッグセールが開催中。
Kindle本ストア8周年キャンペーン(~11/5まで)だ。
【あなたへのおすすめ】が村上春樹本ばかりになってしまっているが、これは、僕が直近で村上春樹本を検索していたため。
だから、この表示については、人によって異なってくるが、こと、村上春樹ファンにとっては、今回のキャンペーンは見逃せない。
Kindle本のキャンペーンは、コミックや実用書を中心に行われることが多いのだけれど、今回は、文芸書大手の文藝春秋が参加している。
そのため、文藝春秋で刊行されている村上春樹本が、軒並み50%ポイント還元になっているからだ。
対象賞品には、今年の7月に発売になったばかりの最新刊「一人称単数」も含まれている。
なんと、750ptもの還元ポイントがつくのだ。
僕は、この本を、発売日の早朝にゲットしたことを思い出す。
僕が書店で買った《紙の本》の価格は、1,650円。
《電子書籍版》は1,500円だから、もともと若干安い上に、今回のキャンペーンで50%ポイント還元になるから、実質半額。
まだ、発売から3ヶ月しか経っていないのに。お得すぎて目眩がする。
いやはや、いい時代になったものだなぁ…。
「一人称単数」だけじゃない。
今年の4月に発売になったエッセイ、「猫を棄てる」も50%ポイント還元だ。
これらの還元ポイントを使えば…。
全ランナーの必読書「走ることについて語るときに僕の語ること」が、無料でゲットできてしまう。
しかも、この本もまた50%ポイント還元。いやはや、素晴らしいではないか。
村上春樹は、生粋のランナーでもあるから、今回の読書週間標語「ラストページまで駆け抜けて」にもぴったり合う。
…というのは、いささかこじつけに過ぎるかもしれないが、いずれにしても、ハルキスト、村上主義者にとっては、絶対に見逃せないキャンペーンだ。
もちろん、今回の《50%ポイント還元》対象本は、村上春樹本だけじゃない。
さまざまなジャンルの目玉本が、軒並み50%ポイント還元となっているので、もしもKindle本を読んでいる人であれば、今回のキャンペーンは是非とも押さえておくことをオススメ。