史上最高の映画には、史上最高の舞台がふさわしい。
昨晩、池袋のシネマサンシャインで味わった「トップガン マーヴェリック」の興奮と感動を、僕は一生忘れないだろう。
21時からの上映だったため、僕は、仕事帰りに劇場へ駆け込んだ。
その時点では、一週間の疲れとストレスを引きずっていたのだけれど、上映開始早々、そんな疲れやストレスは吹っ飛んでしまった。
いや。それどころじゃない。身体じゅうに活気が満ちてきたほど。
映画が終わって帰宅すると日付が変わっていたが、その後も興奮が収まらなくて、ほぼ眠れずにこれを書いている。
それぐらい、僕にとっては、あまりにも超絶すぎる体験だった。
僕がこの映画を観たのは2回目。
初回の鑑賞劇場も、昨晩同様、池袋シネマサンシャインだった。
この時は、IMAXスクリーンが満席だったため、シアター6の(BESTIA)上映で見た。
BESTIAも、同劇場が誇るスクリーンのひとつで、4Kレーザープロジェクションシステムや、DOLBY ATMOS/DTS-Xの音響システムを有している。
僕は、それでも十分凄いと思ったし、この映画の魅力を堪能したと思っていた。
しかし、それは大きな勘違いだったのだ。
昨晩味わった超絶体験は、初回の鑑賞体験をも吹き飛ばしてしまうほど、別格。
音が違う、迫力が違う。何より画面の大きさが圧倒的に異なる。
それはそうだろう。
BESTIAのスクリーンは、W12.7m×H6.3mなのに対して、IMAXスクリーンは、W25.8m×H18.9m。なんと…
横幅2倍、縦幅3倍!
いやはや格が違いすぎる。
それもその筈、池袋シネマサンシャインのIMAXは、日本最大のスケールを誇り、まさにIMAXの中のIMAXなのである。
「トップガン マーヴェリック」は、IMAXカメラで撮影された映画であり、通常のスクリーンだと、上下がトリミングされてしまう。
しかし、池袋シネマサンシャインのIMAXシアターなら、「トップガン マーヴェリック」の素晴らしさを、切り取ることなく、完璧に上映することができる。
だから、通常シアターと段違いの迫力になるのは当然のことなのだ。
何度でも書く。
史上最高の映画には、史上最高の舞台がふさわしい。