シカゴマラソンの余韻が、まだ覚めやらぬ僕に、ロンドンから一通のメールが送られてきた。
そのサブジェクトは、「2019 Virgin Money London Marathon Ballot Result」
そう。
4月に申し込んでいたエントリーの抽選結果が届いたのだ。
僕は、どうせダメだろうなぁと思いつつ、開封してみると…。
Commiserations, your application to run in the 2019 Virgin Money London Marathon has been unsuccessful. A record number of 414,168 hopefuls applied to take part in next year’s event and unfortunately you were unsuccessful.
やっぱり落選していたorz
僅かなメッセージの中に、「unsuccessful」と2回も書かれているのが悲しい。
unfortunatelyという単語があるのも切ない。あぁ、僕にはやっぱり運が足りなかったのだ。
しかし、ロンドンマラソンの場合、抽選枠に申し込んだ人の大多数がunfortunatelyでunsuccessfulなのだから、嘆いても仕方がないかもしれない。
これがどれだけ狭き門なのか、少しだけ説明させていただこう。
今回抽選枠の申込人数は、414,168人だったようだから、東京マラソン2019の一般枠申込人数(330,271人)よりも多い。
それだけでも厳しいと思うのに、ロンドンマラソンは、東京マラソンよりも圧倒的に抽選枠が少ないのだ。
一説に寄れば、500人ぐらいしかないとも言われており、そうだとすると、その抽選倍率は、なんと、828倍!になる。
まさに宝くじなみの倍率で、当選すると考えることに無理がある。
仮に5,000人だったとしても、82.8倍なので、これだって全く当たる気がしない。
ということで、誰もがunfortunatelyでunsuccessfulな結果になることは、エントリー直後からunavoidableだったw
ロンドンマラソンに出場するためには、一般抽選枠以外に、
- チャリティ枠
- 基準タイム資格枠(UK在住者のみ)
- ブリティッシュ・アスレティクス・クラブ枠
- チャンピオンシップ枠
などが用意されており、このうち、チャリティ枠の占める割合が圧倒的に大きい。
さまざまな団体へのチャリティ枠だけで、マラソン参加人数の2/3以上を占めると言われており、その額も、日本円で30万円超かかるものが多々。
チャリティ申込にも審査が必要となるようなので、僕のような、語学力の乏しい外国人にとっては、とてつもなく壁が高い。
その他の枠は、外国人の一般ランナーには無理。
となると、出場への道は閉ざされてしまったかというと、実はそうでもない。それは、今回の落選メールにも書かれている。
If you would still like to take part, please click on the link below to see a list of tour operators in your country who may be able to help you enter the 2019 Virgin Money London Marathon:
https://www.virginmoneylondonmarathon.com/en-gb/how-to-enter/overseas-entry/
外国人のツアー枠というのがあるのだ。
そもそも僕は、今年のロンドンマラソン2018で、この枠を使って、超弾丸2泊4日のツアーに参加する予定だった。
ところが…。
諸般の理由で断念。
だから、もしもロンドンマラソン2019に出場したいのであれば、この枠で申し込めばいい。
この枠は、とにかく値段が高く、しかも今年は更に値上がりしているため、エントリー料を含めると、なんと50万超!もの予算がかかる。
実にハードルが高い大会なのだ。
しかし、WMMフィニッシャーを目指すために、このロンドンマラソンは、どうしても乗り越えなければいけない関門でもある。
ということで、僕は…。
(以下、続くかも?w)