今日は、未明から雨が降りしきっていた。
だから、当然、いつもの夜明け前ランも雨中で行うこととなった。
雨の日は、ウエアやポーチが濡れるのを防ぐため、マラソンレース時と同様、透明のゴミ袋をかぶって走っている。通行人に奇異な目で見られることもあるけれど、機能的にはASICSのレインポンチョと同様だし、ASICSロゴだけのために300円も払うのは勿体ないので、ゴミ袋で必要十分だった。
週末となる今日は、ロングランの日。いくつかのコースを脳内シミュレーションした結果、自宅〜皇居周回〜自宅のコースに決定。とりあえず30kmを目標とした。
ラン自体は、全く問題なかった。雨は基本的に小雨だったし、時折強く降ってきても、むしろ肌に心地良かった。氷雨の時期のランはきついけれど、この時期ならば快適なシャワーラン。蒸し暑いよりはずっといい。
ということで、だんだん明るくなっていく空の下、radikoや音楽を聞き流しながら、楽しく走っていたのだけれど、少しだけ悩ましいことがあった。
iPhoneだ。
radikoや、ランニングアプリとの連動があるため、ランニング時にはiPhoneが必須。ヘッドホンとはBluetoothで接続しているので、iPhoneは常時ウエストポーチの中にある。そしてポーチは、ゴミ袋の内側。だから、iPhoneが濡れることはない。
…のだけれど。
30km、ゆったり3時間弱も走り続けていると、色々なことがある。なぜかradikoが突然途切れて再接続が必要になったりするし、途中で写真を撮りたい時もある。
アプリの操作などは、ゴミ袋の内側に手を入れればできないことはないが、厄介なのは写真撮影。これは、iPhoneを手に持たなければ撮影できず、当然本体が濡れるからだ。
雨の日ぐらい、写真など撮らずに走ればいいとも思うのだけれど、やっぱりランの記録は写真で残しておきたい。ということで、いつもシャワーランの日の撮影は悩ましい。
あぁ、iPhoneも、防水仕様になってくれないかなぁという思いがこみ上げる。つい先日、docomoやauの新スマートフォンが発表になっていたが、Galaxyシリーズを除いては、皆、当たり前のように防水機能が組み込まれていた。
Xperia Z4などは、キャップレス防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)仕様で、カメラ性能もiPhoneを陵駕。それに比べると、iPhoneの仕様は、本当に陳腐に思えてきた。
僕はiPhone 5Sだから性能的に劣るのは当然だけれど、たとえiPhone6にしたところで、シャワーランには全く無力な端末だ。
防水のメリットは、シャワーランの写真撮影時だけじゃない。例えば突然雨が降ってきても問題ないし、汗だくになったポケットに入れていても心配無用。こと、ランニング時の利用に関しては、本当に便利に使える。だから、iPhoneが防水仕様になってくれると、本当に嬉しいのだけれどなぁ。
次善策として、iPhoneを防水・防塵ケースに入れて使うという手はあるかもしれないが、嵩張ってポーチの中に入らなくなる可能性があるし、機能性も損なわれる。だからやっぱり、本体そのものが防水対応になって欲しい。
巷ではiPhone 6Sの噂が流れ始めているけれど、防水仕様になるという噂は見当たらず、今回もまた見送りになりそうだ。
全世界的には、防水端末は主流ではないのだろうか?
しかし、Xperiaだってグローバルな端末だ。Xperiaが、何世代も前から実現できていることが、どうしてiPhoneにはできないのか。
僕にはどうにも不思議でならない。
半蔵門の木陰で雨を凌いでなんとか撮影w
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