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「ミステリマガジン」月刊最終号《追悼・P.D.ジエイムズ》

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月刊最終号は、哀しい特集になった。


ミステリマガジン2015年3月号 | 種類,雑誌,ミステリマガジン | ハヤカワ・オンライン::

ミステリー界の巨星、P.D.ジエイムズの追悼特集だ。
英国本格ミステリの女王であり、日本の各種ミステリベストでも常連。彼女の名前を知らなければ、ミステリファンとは言えないだろう。
などと偉そうに書いたが、恥ずかしながら僕はまだ、彼女の作品を読んだことがない(滝汗)。もちろん名前は知っているし、その作品名もいくつか挙げられる。しかし、未読。
僕がミステリファンになったのは、ここ数年のことであり、SFファン歴とは比べものにならないが、数年あれば、当然押さえておくべき作家の筈で、不勉強のそしりを免れないだろう。
まぁ、でも、僕はミステリの専門家ではないし、日本作家中心に流し読みしている程度のファンなので、許していただきたい。(誰に言っているのだ?w)
…と、いうような状況なので、ミステリマガジンの隔月刊化は、僕のような、できそこないミステリファンにとって、救いの手なのかもしれない。
ミステリマガジンのバックナンバーを読むのは、老後の楽しみにしているけれど、このまま月刊で発行され続けたら、追いつけなくなるかもしれないからだ。
などということを、つらつらと考えながら、特集のページを辿っていると、あっと驚く発見があった。「PD私の一冊」として、ミステリ関係者たちが、P.D.ジエイムズの作品を取り上げていた、その中のひとつ。

トゥモロー・ワールド」という作品。
このストーリーには、鮮明な覚えがあった。それもその筈、この小説が原作となった映画、「トゥモロー・ワールド」を見ていたからだ。僕は、《人類絶滅系》のSF映画が大好きなので、この映画はロードショーで鑑賞した。
もう10年前のことになるが、とても面白い映画だったので、今でも鮮明に覚えている。
おぉ、あの映画の原作者がP.D.ジエイムズだったとは!
もちろん、映画と小説が全く異なるものであることは理解しているし、この小説は、P.D.ジエイムズの本流ではないと思う。
ただ、この発見でますます僕は、彼女の作品群への興味が高まった。


今回特集には、邦訳作品のブックレビューがまとめて掲載されており、その中にも、この「トゥモロー・ワールド」がある。
まずは、この小説をとっかかりにして、その後、女王の小説群を読んでいきたいなぁ…などと思った。
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