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「ミステリマガジン」2015年11月号〜これが冒険・スパイ小説だ!

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昨日、「キングスマン」のエントリーを書いているとき、ふと思い出した。
そう言えば、先月買った「ミステリマガジン」をまだブログで紹介できていなかったことを。いや、紹介どころか、まだほとんど手つかずなの状態になっているのだ。
今年から隔月刊に変わってしまったことを、嘆きまくっていたくせに、この体たらく。いやはや恥ずかしい(汗)


ミステリマガジン2015年11月号 | 種類,雑誌,ミステリマガジン | ハヤカワ・オンライン

今回のミステリマガジンの特集は、「冒険・スパイ小説特集」。

北上次郎の責任編集を謳っているだけに、冒険小説作家、評論家たちによる座談会・作家論・エッセイ・短編競作と、質量ともに充実しており、読み応えある特集になっている。
「キングスマン」がスパイアクションムービーだから、「冒険・スパイ映画特集」のミステリ・マガジンを思い出したのかと思われるかも知れないが、実際は、少し違う。
その理由も、あとから気がついたのだけれど、もっと大きな理由は、このコラムを読んでいたことだった。

高殿円と蛇蔵による、不定期連載エッセイ「みんな洋画見ようぜ!」だ。
僕は洋画が大好きなので、この連載は結構楽しみにしていて、3号ぶりに載ったエッセイにワクワクし、先月の発売直後に読んでいた。
高殿円も蛇蔵も、「キングスマン」を非常に楽しく取り上げており、それを読んだ瞬間に、僕は、この映画だけは見なければ!と思っていたのである。
映画を見終わった今、あらためてこのエッセイを読み直すと、またしても興奮が甦ってくる、今号のスパイ小説特集と、直接の繋がりはないようだけれど、スパイ物という括りで、特集掲載のスパイ小説も読んでみたくなった。

第二特集として、「KODAKA NOBUMITSU'S MYSTERY MAGAZINE」(KNMM)も収載。
ミステリ。マガジン内の別冊マガジンという体裁で、今回からの特別連載企画になる。なぜこのような特集ができたかという理由は、KNMM特集の編集後記に書かれている。ミステリ・マガジン誌にとって、小鷹信光氏が、いかに重要な存在であるかがよくわかる。
いやぁ、粋な企画じゃないか。


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