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「ミステリマガジン」創刊60周年記念号!を読み耽った休日

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今日は、久しぶりの休足日*1

しかも、特に予定もなかったので、ふだん「積ん読」になっている雑誌や本にパラパラと目を通しながら、ゆったりと過ごしている。たまには、こういう週末もいい。

 

ミステリマガジン 2016年 07 月号 [雑誌]

ということで、ミステリマガジンのご紹介。

発売日は、先月の25日で、もう既に2週間以上が経過しているのだけれど、前号紹介のエントリーは、1ヶ月遅れでの紹介だったから、それに比べれば進歩と言えるw

今号は、創刊60周年記念号と予告されていたので、ドカンと分厚い特集になるのかと思っていたが、雑誌のボリューム的には、通常号と変わらなかった。

2年前に発刊された、この創刊700号は、通常号の倍以上というページ数があって圧巻だったことに比べると、ちょっと寂しい。

ただ、その分内容が薄いかというと、そうではなかった。

本邦初訳となるロス・マクドナルド、トマス・H・クックの短編の他、コーネル・ウールリッチの新訳、ジョン・チーヴァー、片岡義男、皆川博子作品の名作再録と、読み応えのある短編がズラリ。

今日は、(今更)マクドナルドとクックの短編を読んだ。どちらも、ミステリ?というような作品だったのだけれど、流石に味わい深い作品だった。

今後の特集で凄いのは、小説だけでない。

《コラムアンコール》と銘打たれた、珠玉コラムの再録だ。

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1984年の志水辰夫氏から、2007年の山野辺若/日暮雅通両氏まで、さまざまな時代のコラムがずらりと掲載されている。

僕がミステリマガジンの定期読者になったのは、誌面リニュアルが行われた2008年からなので、僕にとっては、初めてのコラムばかり。

こういったコラムを、しばし読んでいたら、その時代のミステリ界の情景が目に浮かんできて、とても感慨深くなった。コラムで紹介されている作品たちが、どれもこれも読みたくなった。

今度は、もっと、もっと時間をとって、当時のミステリを読み耽りたいなぁ…。

*1:ランナー用語?で、通常行っているランニング練習をせずに、足を休める日のことw


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