最初は、良いニュースなのかと思った。
身売りとならず、自力で再生できる道が開けたのかと思ったからだ。しかし、事態はそんな単純なものではなかったようだ。
【ニューヨーク=畑中徹】カナダの携帯電話大手ブラックベリーは4日、カナダの金融サービス会社フェアファクス・ファイナンシャル・ホールディングスなどへの身売りをやめると発表した。代わりに10億ドル(約990億円)の社債を発行して複数の投資家に買ってもらい、経営再建に必要な資金を集めるという。ハインズ最高経営責任者(CEO)は退任する見通しだ。
同社は9月下旬、総額47億ドル(約4650億円)でフェアファクスが中心の企業連合に身売りすることで基本合意したが、一転、身売りをあきらめた。経営の先行きは一段と不透明になりそうだ。
ブラックベリー、身売り断念 ハインズCEOは退任へ:朝日新聞デジタル:
詳しい経緯はよくわからないけれど、とてもドタバタしている印象。
「身売りを免れた」のではなく、「身売りさえもできなかった」ということなのか。何だかなぁ…。
Tweet