餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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胸ポケットの悪夢

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昨晩。

会社からの帰り道、僕は、1万円で小物を買ったおつりを、財布に
入れるのが面倒だからと、胸ポケットに入れた。
これははっきりと覚えている。
胸ポケットに物を入れるのは、僕の悪い癖で、いつもここに定期を
入れてしまうために、翌朝駅で気がついて家まで引き返したことは、
数知れずある。


だから最近は気をつけていたつもりだったのだが、仕事の疲れと
暑さのせいで、その時の僕は、頭が回っていなかった。
とりあえず、財布に入れるのは、家に帰ってからでもいいだろうと、
そのときは、ほんの些細な、僅かな手間を惜しんでしまった。
これが最大の失態だ。


暑い夜。蒸しまくっている部屋。
僕は、寸暇も惜しむぐらいの早さで、イシャツを脱ぎ捨てた。


最近は、胸ポケットに首から吊したipod shuffleが入れている
ことが多いので、例えば、ipod shuffleがあれば、それとともに
胸ポケットの残留物は、一緒にとりだされていたのである。


ところが昨日に限って。
ipod shuffleは鞄の中に入っていて、取り出し行為を行っていない。
おまけに昨日はひどく疲れていて、ワイシャツは、引き裂くぐらいの
勢いで脱ぎ捨てたことを覚えている。


だから。
胸ポケットに入っていた(筈の)現金を取り出すタイミングは、
全くなかったのだ。


さらに。
今日が平日であれば、会社に行ってから気がついた筈だから、まだ
救われたのだが、休日であったために、事態は深刻になった。
昨晩は、泥のような眠りに落ちて、今朝は、朝一番で1週間分の
ワイシャツをクリーニング店に持ち込んでしまったため、取り
返しのつかない事態になってしまったのである。


午後。外出前に財布を確かめて、やっとその失態に気がついたが、
時は既に遅し。
クリーニング屋に問い合わせてみても、「受け取り時は見つかり
ませんでしたし、もう、工場に行ってしまっているので、どうにも
確かめようがありません」とのつれない返事。
「念のため工場に確認してください」と言ってはみたものの、
おそらく、もう、無理だろう。
工場でどういう人たちが働いているかどうかは知らないが、
大量の洗濯物があふれかえる中、どの工程で奪ったとしても
全く誰にも知られることのない現金が、素直に戻ってくるほど、
甘い世の中ではない、と僕は思う。


そもそも、9000円ものお札を胸ポケットに入れ忘れる自分が一番
いけないことは間違いないのだが、それでも、あまりに悔しい。
おかげで、8/3に、SL-C3100へ導入したばかりのZaucash*1にも、
早速、以下の入力をすることになってしまった。


「支出 9,000円。費目 紛失金」と。

*1:りなざう用の小遣い帳ソフト。詳細はhttp://d.hatena.ne.jp/ICHIZO/20050803#p2 参照


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