餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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オレンジデー 他

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今日の記念日は4つ。
数はそれなりにあるが、無理がある(と思える)記念日が多い。

  • オレンジデー
  • パートナーデー
  • タイタニック号の日
  • フレンドリーデー

http://www.nnh.to/04/14.html

このうち、タイタニック号の日は、まさにその名の通り、
タイタニック号が沈没した日であるから意味はわかる。


しかし、残りの3つについては、如何と思うものばかりだ。
まず、オレンジデー。


解説によると、


2月14日の「バレンタインデー」で愛を告白し、3月14日の「ホワイトデー」で
その返礼をした後で、その二人の愛情を確かなものとする日。オレンジ(または
オレンジ色のプレゼント)を持って相手を訪問する。


となっているが、こんなことをしている輩は、僕の周りでこれまで
聞いたことがないぞ。
そもそもホワイトデーからしてマシュマロ業界の単なる思いつきで
しかないのに、それに加えてオレンジデーとは。
こんな馬鹿馬鹿しい記念日に踊らされる人たちが、本当にいるのか
どうか、僕は理解に苦しむ。


オレンジを持って相手を訪問するというが、これだけでは男が女を
訪問するのか、女が男を訪問するのか、わからないではないか。
お互いが、オレンジを持って相互の家を訪問したらどうなるのだ。
留守宅の前にオレンジを持って佇むか、家族にオレンジを渡すか。
どちらにしても、実に馬鹿げた光景である。


こんな記念日に根拠はないのだから、どうせなら、
オレンジレンジの日とでもしたらどうだろう。
この日は2人でオレンジレンジの曲を聴いて愛を深めあう、と。
こっちの方がよっぽど定着しそうな気がする。


次のパートナーデー。
これは凄いぞ。


佐賀県佐賀市が1998(平成10)年に制定。
2月14日がバレンタインデー、3月14日がホワイトデーであることから、
その一箇月後を「パートナーデー」とした。
家庭・職場・地域等で互いを思い遣り、男女が共に参画する社会を目指す日。


とあるが、わずか4行の内容でも疑問符だらけだ。
そもそも、なぜ、佐賀市???
「2月14日がバレンタインデー、3月14日がホワイトデーであることから」
その1ヶ月後をパートナーデーとした、などと断言しているが、そこまで
強気に言い切れる根拠を示して欲しい。
義理チョコと義理マシュマロ(なんて言わないか)を交換しても、それは
すなわちパートナーということなのだろうか。


もっと凄いのが、この日の位置づけだ。
家庭・職場・地域等で互いを思い遣り、男女が共に参画する社会を目指す日。
って、おいおいおいおい。
バレンタインデーの延長線上に、どうして、「男女が共に社会に参画する
社会を目指す日」が、設定されなければいけないのか。
佐賀県佐賀市よ、説明してくれ。


最後。フレンドリーデー。
自分にとって大切な友達と友情を確認しあう日。


友達も友情も確かに重要だから、こういう日があってもいいと思う。
しかし、なぜそれが4月14日かという根拠が、


「友達ってよ(4)い(1)よ(4)ね」


というのはいかがなものだろうか。


記念日において、語呂合わせが重要だというのは理解しているが、
これは、語呂合わせにも何ともなっていない。
「フレンドリーデー」の語呂合わせと考えるなら、「フレンド」の
部分が語呂合わせになっていなくてはいけない筈だ。
「友達ってよ(4)い(1)よ(4)ね」では全く意味がない。

だってそうだろう。それならば、


「●●ってよ(4)い(1)よ(4)ね」


ということで、●●の部分を置き換えれば、何の記念日にもなってしまう。


「サラダってよ(4)い(1)よ(4)ね」なら、それこそ、サラダ記念日*1だ。
(古いねぇ、どうも)

*1:俳人・俵万智の言わずとしれた代表句。《「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日》ということで、本当のサラダ記念日は7月6日。


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