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「100文字SF」100文字レビュー

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たった100文字の作品ばかり *1なのに、読後に大きな広がりを感じる。これぞSF。掲載作品だけじゃない。表紙デザイン*2、著者略歴*3、オビの推薦文*4、内容紹介*5、関連書案内*6まで、すべてが100文字。実に画期的な本だ。

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100文字SF (ハヤカワ文庫JA)

100文字SF (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者:北野 勇作
  • 発売日: 2020/06/04
  • メディア: 文庫
 

*1:2015年10月から、著者が、自身のTwitter(https://twitter.com/yuusakukitano)で発表し続けている「ほぼ百字小説」約2000編の中から、200編を精選して収録。

*2:白地のバックに黒文字。実に地味なデザインなのだけれど、驚くべきことに、これもひとつのSF作品として成立している。実に素晴らしいアイデアだ。書名と著者名を大文字にせず、太文字で表現しているのが格好いい。

*3:北野勇作(きたのゆうさく)1962年生まれ。2001年『かめくん』で第二十二回日本SF大賞を受賞。主な作品に『どーなつ』『北野勇作どうぶつ図鑑』『どろんころんど』『きつねのつき』『カメリ』ほか多数。

*4:評論家の佐々木敦氏と、「SFマガジン」編集長の塩澤快浩氏が担当。表紙下にかかるオビにおいて、100文字で、見事にこの本の魅力を紹介している。オビの裏表紙部分には、2編の100文字SFが掲載されている。

*5:これだけ数が揃うと自分の頭が考えそうなことは大抵入っていて、そう言えばこんなのを書いてたな、とすぐに百文字で取り出せるようになって便利。でも同時に、これさえあればもう自分はいらないのでは、と思ったり。

*6:短篇SFの名手、草上仁氏の作品集「5分間SF」「7分間SF」のレビューが、それぞれ100文字で掲載されている。各作品が、5分間・7分間で読めて、あっと驚く結末が待っている。僕はもちろん既読。超オススメ


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