餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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年末年始に見ていた洋画たち~「ゲーム」「28日後…」他

今年は、「毎週1本洋画を見る!」ということを目標とした。
僕はこれまで映画にあまり興味がなく、1年に数本程度見る程度だったのだけれど、昨年秋からなぜか開眼してしまった。英語の勉強にもなる*1し、とにかく面白い。これまで殆ど見ていないだけに、過去の名作が楽しみ放題というメリットもある。
年末年始に見ることができた映画は「ゲーム」「28日後…」「バトルフィールド TOKYO」の3本。ただ、そのうち1本は、途中からまともに見ていられなくなったので、実質は2本かも。
映画の内容は、具体的に書かないようにつとめたつもりだけれど、それでもネタバレ気味ではあるので、これから上記映画を見る予定の方は、読み飛ばし推奨(^^;

  • 「ゲーム」(1997年 米)


息もつかせぬ展開に興奮。「イーグル・アイ」を見た時も感じたのだけれど、こういった謎が謎を呼ぶ映画は結構好きなんだよなぁ。途中で何度も「そんなことあり得ないだろ」と思いつつ、ぐいぐい引き込まれてしまった。どこまでが表が裏かわからなくなったところで、僕は完全にこの映画に嵌っていたような気がする。
ただ、ラストはちょっとご都合主義すぎる感。確かに大どんでん返しと言えば大どんでん返しで、驚いたものの、主人公がどのように動くかわからないのに、あそこまで準備できるものかなぁ。まぁ、それを云っては、こういった映画を純粋に楽しめないけれど…。
マイケル・ダグラスの巧さにも痺れる。

  • 「28日後…」(2002年 英)


僕の好きな「人類破滅系」の映画だったので、ずっと以前から気になっていたのだけれど、ジャケットの印象などから、何だかちょっと不気味そうな気もして、しばらく敬遠していた。しかし、年末年始で少し精神的に余裕ができたため、恐い物みたさもあって、手を出してみることに。
結果…想像以上に面白かった。
人類が、悪性のウィルスにかかってゾンビ化してしまうという現象は、以前見て凹んだ「アイ・アム・レジェンド」と設定がよく似ている。ただ、この「28日後…」の方が断然前に制作されたものだし、むしろ、こちらが本家。最初、無人のロンドン部分が少し長いような気がしたけれど、これはロンドンに一度でも行ったことがあれば、思い入れが違った*2のかもしれない。
「アイ・アム・レジェンド」の時は、予想だにしなかったゾンビの大量出現と、無駄な大音響に辟易して、後半辛くなってしまったのだけれど、今回はそれほどでもなかった。
ゾンビと戦う主人公たちの心の機微がうまく描かれているし、後半、そのゾンビが、主人公たちを(結果的に)救うことになる展開も見事。
ラストは色々なパターンがあるようだけれど、僕は《正編》の、後味がいいラストが一番気に入っている。続編の「28週後…」も近々見ようと計画中。

  • 「バトルフィールド TOKYO」(2008年 米)


一言で云うなら、これはひどい。
以前見て感服したクローバーフィールドの関連作と勘違いし、東京が舞台なら面白そうだと、何の予備知識もなく手に取ったのが大間違い。馬鹿にするのもいい加減にしろと云いたくなるような超愚作だった。
どんなに本家とかけ離れていても、パクリものとしてそれなりに成立していれば、B級映画として見られないことはないと思う。しかし、この映画は、パクリの域にも達していない。
ぶつ切りのカメラ割り、デタラメな季節感、なんちゃって日本人、サスペンスゼロ、恐怖ゼロ、感動ゼロ。よくもここまで酷い映画を作れるものだ、と思えるほど、ひどい。唯一見られるのは、ジャケットの写真ぐらい(これで騙されたw)ではなかろうか。僕はまだレンタルだったから数百円の損害で済んだけれど、万が一購入などしたら、ディスクを叩き割っていたような気もする。誰に対してもお勧めできない映画だと断言したい。
…で終わらそうと思ったけれど、僕の感性だけで決めつけるのは良くないと考え直した。そうだ、断言は良くない。こういったデタラメぶりが好きだと云う人がいるかもしれないからである。
ということで、参考にこういったレビューなども読んでいただき、それでも尚という、チャレンジ精神と時間のある方は是非。

*1:僕は吹き替えが苦手なので、もっぱら字幕専門。

*2:ニューヨークには断然の思い入れがあるので、「アイ・アム・レジェンド」でも、ゾンビ出現以前の無人NYシーンは最高に面白かった。

地球の静止する日

先行上映で見た「地球が静止する日」のオリジナル版が、なぜか突然見たくなった。
廉価版DVDが更に安くなっており、1500円程度で買えたので、一瞬購入も考えた。しかし、最新作を購入することはあり得ないのでw、これだけ買っても仕方ないと思い、冷静にレンタルで(^^;

画像を見て貰えばわかるとおり、相当古くさい。それはそうだろう。この映画が上映されたのは1951年。何と今から57年も前なのだから。当然画面は白黒だし、CGなどはあり得ない。人型ロボット(ゴート)は着ぐるみ感100%だし、設定なども(今から考えれば)相当に無理がある。1時間半の映画とはいえ、見始めた時は最後まで耐えられないと思った。
しかし、これが意外に面白かったのである。

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ブラインドネス


映画館で、見て良かった。
ロードショーを見送って、DVDで見ることにしていたら、あまりの息苦しさに途中で投げ出していたかもしれないからだ。何とか我慢して見られたとしても、途中で気も漫ろになってしまっていた可能性は高い。
それほどまでに、中盤の病棟(感染者隔離収容所)シーンは憂鬱だった。流石に席を立つほどの不快感ではなかったけれど、これでもかと云わんばかりの、醜い人間の業を見せつけられ、僕はかなり萎えてしまった。内容を考えると、PG-12指定*1では甘すぎるぐらいだと思う。
とはいえ。
ラスト30分ぐらいから急展開したストーリーで、その息苦しさは解消される。
《全世界、失明。》という衝撃のキャッチコピーは、この後半で俄然重たい意味を持ち、胸に突き刺さる。あの病棟部分を乗り越えたからこそ、後半が生きるようにも思えた。あとで振り返ってみれば、病棟部分を含め、全体の作り込みは素晴らしく、完成度の高い映画だと思う。
恋人同士や親子連れで気軽に楽しむという類の映画ではないので、誰にでも推奨できるものではないけれど、重たい人間ドラマを苦にしない人にはお勧め。
映画 『ブラインドネス』 公式サイト
以下は、蛇足のネタバレ感想なので、これから観賞予定の方は、スルー推奨。

*1:12歳未満保護者同伴

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イントゥ・ザ・ワイルド


圧巻。
ラストシーンで、僕は呆然として声を失った。なんという素晴らしい映画なんだ、これは。暗くて重たい、悲劇的な結末であるにも関わらず、こんなに心に響くのはなぜだろう。
2時間28分という長尺だったことも忘れ、僕はただただスクリーンに見入っていた。
既に9月から封切られている映画であり、現在は、かなり上映館も限られているから、今更レビューしても時期遅れなのだとは思う。それでも僕は書かずにいられない。この映画はとにかく素晴らしいと。
DVDが出たら勿論買うつもりだけれど、上映が終了してしまわないうちに、もう1度映画館で見てみようかとも思っている。
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』-オフィシャルサイト
以下、ネタバレあり。御注意。*1

*1:ネタが割れていても十分堪能できる映画ではあるけれど、予備知識のない方が、より楽しめると思う。

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1408号室

連休中に、何か1本映画を見ようと思っていた。
初めは、本日から公開の「ブラインドネス」を見るつもりだった。僕は、全人類を襲う系(?)のパニックモノが好きなので、【全世界、失明】という衝撃のキャッチコピーをつけたこの作品が、以前から気になっていたのだ。
しかし、ここで紹介されていた冒頭映像を数分見ていたら、何だか切なくなってきたため、急遽変更。
スティーブン・キング原作NO1大ヒットとの触れ込みで、同じく本日から公開になった「1408号室」を見ることにした。ホラーはそれほど得意ではないのだけれど、この予告編を見ると、血生臭くはなさそうだし、謎とスリルが満載のようだったので、観賞時間分はドキドキさせてくれると思ったからだ。
ストーリーは単純。僕がうだうだ書くよりも、映画サイトの解説を読んでいただく方がわかりやすいだろう(←単なる手抜きじゃないかという話がw

娘を亡くし、頑なに現実しか信じられなくなったオカルト作家マイクの元に、ある日、ニューヨークのドルフィンホテルから一通の葉書が届く。そこには、「絶対に1408号室に入ってはいけない」と書かれてあった。 “1408号室に宿泊した56人の客が全員一時間以内に死亡した”という驚愕の事実を知ったマイクは、支配人の執拗なまでの忠告を無視し、1408号室の扉を開けた。そして、なんの変哲もないと思われた部屋で、次々と襲いかかる恐ろしい現象。
Yahoo!動画

結果…
時間分は、十分楽しめた。登場人物も少なく、少々安っぽい感はあるけれど、その分、肝心の「部屋」にはお金が掛かっているし、主演のジョン・キューザック、支配人役のサミュエル・L・ジャクソンともに、その演技は光っていた。血生臭くない、心理サスペンスホラーの秀作。
ただ、結構無理な展開も多いため、誰にでもお勧めというわけにはいかない。
紹介文にある「娘を亡くし、頑なに現実しか信じられなくなったオカルト作家」というのが、この映画のキーポイント。そういった点を踏まえて、主人公である作家の心理にシンクロできるかどうかで、評価が変わってくると思う。
以下は、個人的な感想を含めた、蛇足のネタバレ感想。観賞予定の方は御注意を。(スルー推奨)

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映画の日につき…

久しぶりに映画館へ。
今日は1,000円で映画鑑賞できるので、前から気になっていた「イーグル・アイ」を見に行った。この予告編がとても面白かったからだ。
Tポイント割引やら何やらで、結局800円で見られたし、個人的には大満足。ハラハラドキドキの2時間だった。こういうテンポの良い映画は好きだなぁ。流石スピルバーグが関わっただけのことはある。
後半、緊迫の場面でTreoがドアップになった時には、一瞬ストーリーから離れて興奮してしまったのはご愛敬(^^;
細かい感想は、少し落ち着いたら書いてみることにしたい。

《謎だらけ》だからこそ素晴らしい、「クローバーフィールド HAKAISHA」


本日公開の超話題作だ。

これまで僕は、映画に殆ど興味がなく、1年に1作見るかどうかというぐらいの状況だった。それが、年末の「アイ・アム・レジェンド」に続く鑑賞、それも、公開日当日に見に行くなんて、我ながら驚いている。

もともと、SFパニック系のシチュエーションが好きな上に、徹底した情報シークレット戦略が気になり、さらには、謎だらけの予告編*1などで関心が高まっていた。



そして、極めつけは、あのポスターだった。

首のない自由の女神像。向こう岸には、炎が上がるマンハッタン。ニューヨークが舞台というだけでそそられてしまうのに、こんな画像まで見せられては、我慢できる筈がない。

インターネットで確保した、映画館中央の極上ポジションに陣取り、僕は、ドキドキしながら、謎の映画が始まるのを待った。
そして…。

(以下は完全なネタバレなので、これから見る予定の方は、絶対に読まないことを強く推奨。)

*1:YouTubeでThe official Cloverfield trailerとして公開。

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アイ・アム・レジェンド


年末年始一番の超話題作である。
いつもは殆ど映画を見ない僕だけれど、これだけは何としても行きたかった。「地球最後の男に希望はあるのか。」という壮大なSFテーマ。しかも舞台が、廃墟となったニューヨーク。生粋のSFファン*1であり、ニューヨークを心底愛する僕としては、行かずにいられなかったのだ。
そして、大いにワクワクして出かけたのだけれど…
(以下、ネタバレあり。ご注意。)

*1:と言いながら、原作である「地球最後の男」を読んでいないというのが情けないのだけれど。

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ユナイテッド93

エンドロールが終わっても、僕はしばらく言葉が出なかった。
有名なタレント人気に寄りかかるわけでも、予想外の展開や結末が待っているわけでもない。それなのに、ここまで心に響くのは何故だろう。
これはあくまで映画であるから、全て事実というわけではない。関係者への膨大な取材に基づいているとはいえ、事実を語ることのできるユナイテッド93の乗客は、誰1人この世にいないからだ。
しかし、それでも、恐ろしいまでのリアリティで、この映画は心に迫ってくる。まるで僕が、このユナイテッド93の乗客として、ずっと乗り合わせていたかのようだ。
重たい内容の映画だったにもかかわらず、息つく暇がないほどの緊張感で、上映時間の2時間はあっという間に過ぎた。これは本当に凄い映画だと思う。
2001年9月11日の、あの瞬間、僕はまさにNYの地にいた。だから、アメリカ全土を揺るがすほどの大混乱になったことを肌身で感じていたつもりだった。しかし、やはり僕は単なる旅行者であって、その本質など何も判っていなかったのだ。この映画を見て、僕はつくづくそれを痛感させられてしまった。
ユナイテッド93公式サイト


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