餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

富士山好きなら、是非走って欲しい「山中湖ロードレース」

スポンサーリンク

3年連続の出場。
集中豪雨だった悪夢の一昨年、最高の天気に恵まれて感動した去年。果たして今年はどうなるか。僕は、レース当日に至るまでの間、晴れてくれることを祈り続けた。
もちろん、どんなマラソンレースだって晴れている方が望ましいのだけれど、ここまで「晴れっぷり」と「感動メーター」が、完璧に比例する大会は少ないと思う。
理由は簡単。レースを彩る富士山が、あまりに絶景だからだ。
祈った甲斐があってか今年も天候に恵まれ、ロードレースの会場につくやいなや、富士山が出迎えてくれた。
20130526山中湖rr4

いやはや、この感動はたまらない。
このアングルは去年も撮影したけれど、今年はGalaxy Cameraを持参したので、さらに寄ってみた。
20130526山中湖rr5

素晴らしい。しかし、これでもまだ13倍ズーム。さらにMAX(21倍)まで倍率を高めてみると…。
20130526山中湖rr6

ここまで寄れる。
ただ、個人的には、あまり寄りすぎてしまうと、逆に感動が薄れてしまうような気がする。富士山は、その全景を眺めてこそ、素晴らしいと思うからだ。
山中湖ロードレースが何より素晴らしいのは、それを走りながら体感できること。
20130526山中湖rr7

スタート地点。
この地点からは、富士山は後ろの方角にあるので、前方には見えない。しかし、お楽しみはあとからやって来る。
スタートして数キロ地点で、少しだけ顔を覗かせるが、それはまだ序幕。クライマックスは、この大会最大の難所である上り坂を越えた後、9km過ぎに訪れる。
20130526山中湖rr8

おぉぉ。
僕は感動に震えながら走った。若干雲がかかってしまったのは残念だけれど、しかし、やっぱり富士山は最高だ。
昨日はちょっと暑かったし、このあたりは中盤のきついところだったのだけれど、それを絶景の富士が癒してくれた。この素晴らしい風景は1km以上続き、そして消えた。
富士山が見えなくなってしまうと、ちょっと寂しい気持ちを抱きながら、僕は山中湖を回った。
山中湖ロードレースには「1周コース」と「ハーフマラソンコース」があり、ハーフのコースは、1周を終えてから更に2周目に突入、折り返し点まで進む必要がある。
距離的には3.5km程度なのだけれど、1周で気持ち良く回り終える組を尻目に走らなければいけないため、折り返し点までが異様に長く感じる。
しかし、「ハーフマラソン」組には、「1周」組」には得られない至福が待っている。苦しかった折り返し地点を超えると…。
20130526山中湖rr9

再び富士山が!
そしてこの至福は、ゴールの寸前まで3km近く、ずっと、ずっと、続くのだ。富士山に向かって走る。富士山が僕を迎えてくれている。それだけで、最後の苦しさが消えるような気がした。
あぁ、富士山好きの全ランナーに、このレースの素晴らしさを伝えたい。
去年、河口湖マラソンが「富士山マラソン」というレース名に改名したが、運営側の不手際で「富士山」の名前に泥を塗ってしまった感がある。
そんな富士山の汚名をそそぐべく、そして、来たるべき世界遺産登録にあわせ、山中湖ロードレースは、今回、富士山カラーを前面に打ち出してきた。
20130526山中湖RRゼッケン
ゼッケンで「富士山に一番近い湖」と訴えているし…。
20130526山中湖rr15
参加賞Tシャツでも、あえて「山中湖」ではなく、「富士山」をPR。かなり気合が入っているなぁと感じた。
でも、それは決して間違いじゃない。このレースは、まさに富士山が堪能できるレース。富士山好きの全ランナーにお勧め。
Twitter Button from twitbuttons.com


マラソン・ジョギングランキングへ