餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

中山記念

スポンサーリンク

朝から激しく雨が降っている。これを書いている10時の時点ではまだ芝は稍重だが、ダートは既に不良になっているし、雨の降り止む気配はないから、重は必至、不良になってもおかしくない状況で、道悪適性が非常に問われるレースになった。
今週から開幕したばかりだというのに、これだけ降ってしまうと、皐月賞の頃にはボロボロの馬場になってしまうのではないかと少し不安を感じてしまう。雨が降っていなかった昨日でさえ、馬場がごつごつしているとの証言が騎手たちから出ているようだ。何しろ、あのディープインパクトでさえ、34.6の上がりがかかってしまうような馬場*1の上に、この雨だから、ある程度前に行けないと苦しいと思う。
ならば、先行力あるダイワメジャーで堅いのだろうか。先行できる脚があるし、いざとなれば自分でレースを作ることもできる。中山得意で、鞍上は皐月賞を制した時のミルコ・デムーロ。一見死角がないようにも見える。
しかし、僕は思うのだ。ダイワメジャーにとって、この距離と馬場は最適ではないと。マイルでも2000メートルでも勝っている馬だから、その中間の1800メートルは当然こなせる筈だ。しかし、1800メートルという距離は、スペシャリストが活躍する舞台であり、このレースで同じ馬が何度も連対しているのは、決して偶然ではないと思う。また、力任せに押し切るタイプでもないから、馬場があまりに悪化すると、意外に苦しむシーンも考えられる。もちろん、絶対能力の高さは歴然だから、突き抜ける可能性も高いけれど、もっと魅力的な馬がいるので、若干評価を下げる。
本命はカンパニー。馬場悪化に伴い、差し脚不発と考えられたか人気を下げているが、この馬は決して後方一気だけの馬ではないと思う。過去にベンジャミンSやラジオたんぱ賞では中位からの競馬もしているからだ。不器用な馬ゆえに、後方から差して脚を余すという競馬が多くなってしまうけれど、この少頭数の上に、雨で馬群がばらけるのは好都合。血統的には道悪もこなせる筈で、極端な最後方からの競馬にならない限りは、十分チャンスがあると見た。何と言っても1800メートルの適性ではダイワメジャーを大いに凌ぐのだ。福永よ、中団から力強く抜けてこい。
対抗はもちろんダイワメジャー。前走の敗戦が不可解だが、1800メートル得意なダンスインザモアが3番手。道悪2戦2勝ということでかなり人気を集めてしまっているから、妙味がなくなってしまったが、必殺のESP*2が飛び出さなければ、好勝負できると思う。
一発があれば、カンファーベストを。この馬にとっては道悪は大いにプラスだ。重賞2着が4回もある馬だから、実績的にはここでも通用する筈だし、「重賞2着」はお任せのノリ鞍上は大いに魅力。復帰祝いも兼ねて狙いたい。連下候補には、武豊だけに消しきれないエアメサイアと、「流石に今度は厳しいだろう」と思われた時に来るバランスオブゲーム。
ハットトリックは、道悪で切れ味が殺される上に、距離も微妙に長い。59kgの酷量でもあるので、ここは厳しい。消し。
◎カンパニー
○ダイワメジャー
▲ダンスインザモア
★カンファーベスト
△エアメサイア
△バランスオブゲーム
消ハットトリック

*1:去年の有馬記念時。ディープ自身の体調の問題もあるから、遅い上がりが馬場のせいばかりとはいえないけれど、大きな一因ではあると思う。

*2:蛯名スペシャルの略。ここぞと言うときの大出遅れを差す、らしい。


マラソン・ジョギングランキングへ