餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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厚顔無恥な米Gatewayよ、去れ

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本来であればNEWSのカテゴリとして書くようなネタなのであるが、僕にとっては、そのニュース性よりも腹立ちの方が圧倒的に大きい。記事を読むたびに腹が立ってくる。あまりにも厚顔無恥な米Gatewayの日本市場「出戻り」だ。

米国でパソコン3位のゲートウェイ(カリフォルニア州)は2日、2001年8月に撤退した日本市場に再参入すると発表した。  第1弾としてノート型とデスクトップ型の計3機種を、石丸電気、上新電機、九十九電機、ノジマなど家電量販店を通して10日に発売する。当面、直接販売は行わない。
ゲートウェイは、94年に日本市場に参入したが、米国などで価格競争に敗れて一時業績が悪化し、欧州市場、アジア市場から撤退。ところが、今年3月のパソコン大手の米イーマシーンズ買収を機に、日本での販売を再開する方針を表明していた。
同日都内ホテルで会見したウェイン・イノウエ社長は「過去の撤退のイメージを払拭(ふつしよく)し、高品質な製品やアフターサービスを低価格で提供する」と表明した。
しかし、発表と同時に日本法人を即日閉鎖するなど、利用者を軽視した当時のイメージは根強く残っており、不信感の一掃は容易ではないという声もあがっている。

当時のことは今でも忘れない。
僕は、秋葉原にあったゲートウェイのショールームに行って、店員の勧めるままに、ハードディスクや各種ドライブの追加、メモリーの増設まで行った。20万円以上を投資して、最高のハイスペックマシンを組み立てたのだ。さらに、3年間オンサイト(出張)修理をしてくれるというサービスにも別途代金を払った。当時、このゲートウェイは「顧客満足度NO1」とか「24時間電話メールサポート」などを売り物にしていて、まだパソコンの知識に不安を感じていた僕には、それが大きな魅力だったからだ。
僕が買ったマシンは、当初から調子が悪く、購入1ヶ月ですぐオンサイト修理をしてもらう羽目になった。繋がりにくい電話サポートにも、何度も何度も架け続けた。あまりにも調子が悪いので、根本的に部品交換をお願いしようと考えていた矢先、突然に、この糞会社は日本からの撤退を表明したのだ。
既存ユーザーに何の断りもなく。あまりに突然に、唐突に。
それまで華やかに展開していたホームページは、突然にお詫びページへとすり替わっていた。「既存ユーザーへのサポートは継続させていただく」などの文言が記載されていたが、形ばかりの繋がらない電話番号が掲載されていただけだった。電話だけでなく、メールでも何度も何度もアポイントを取ろうとしたが、結局、何の連絡も取ることができず、そうこうしているうちに、僕のパソコンは動かなくなってしまった。購入から僅か半年も経っていないのに。
他の記事を読むと、「消費者への24時間サポートを売り物にする」などというインタビューが掲載されている。恥知らずな会社だ。即日で、日本の顧客を放り出す決断をするような会社に、サポートなど期待できるものか。いったいどの面さげて日本に戻ってくるというのか。当時の消費者に土下座して謝る方が先ではないのか。
あまりにも日本の顧客を嘗めた対応に、怒りが収まらない。


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