風信子…ふうしんし?「かぜ」さん宅の「のぶこ」さん?
いやいや。これは、「ヒヤシンス」の当て字だ。
当て字は、漢字のイメージから想像できるものが多いが、この読み方は、なかなか出てこないんじゃないかと思う。
「信子」が「シンス」になるというのは、まぁ理解できるけれど、どうして「風」が「ヒヤ」になるのだ。
ということで、ちょっと調べてみたところ…。
【香りが風に乗って運ばれるから】という理由で、名付けられたようだ。
風信子(ヒヤシンス)は、強い香りが特徴的な花だから、そういうことになったのだろう。一応納得。
僕はこれまで、そんな風信子とは無縁の人生を歩んできた。
学生時代のクラスメイトに、信子さんという女性はいたが、つきあったことはない。(関係ないw)
でもなぜか、近所の花屋でこれを見かけた時、ビビッときた。
ヒヤシンス球根の鉢植え。
3個で800円は安いと感じた。蕾つきの鉢植えなので、あとは咲くの待つだけ。
馴染みの店員によると、「3色の綺麗な花が咲きます。いい香りがしますよ。」と言う。
しかも、室内で育てられると言うから、ズボラな僕でも何とかなりそうだ。
ということで、疲れた心をいやしてもらう目的も兼ねて、購入した。
今から約3週間前。1月7日の話だ。
鉢に刺さっていた説明書によれば…
開花期は3月~5月、置き場所は「暖房のない、もしくは弱暖房のお部屋。屋外はもちろん、玄関からトイレ、お車の中まで。」と書かれていたので、トイレの片隅に置くことにした。
これで2~3ヶ月は成長を楽しめるなぁ…と思っていたのだけれど、甘かった。
毎日トイレで眺めていると、思った以上に成長が早く、ぐんぐん花が伸びていく。
そして…。
あっという間に、ここまで育ってしまったw
トイレに入るたびに、自然ないい香りがして、心が和む。
あぁ、購入して良かった。
早く咲かせすぎ(室温が高かったのかなぁ…)てしまったのは誤算だったが、殆ど何の手入れもせずに、室内で楽しめる花というのは、そんなに多くないので、ちょっと感激。
ただ、ここからできるだけ長く(できれば来年も)花を楽しめるようにするためには、しっかりとケアをする必要があるようだ。
少し勉強してみたい。