ChatGPTは、2022年の11月にOpenAIという企業がリリースした、会話型の文章生成システム。
巷では、瞬く間に大人気となっていて、今更感があるのだけれど、僕も試してみることにした。
2023.1.29現在、日本版の純正スマホアプリは提供されておらず(便乗アプリ*1は多数あり)Webでの登録が必要。
アカウントは、ここから無料で簡単に取得できる。
ということで、僕は、登録後、シンプルに色々質問してみることにした。
まずは、誰もが知ってるiPhoneについて聞いてみよう。
おっ。悪くないぞ。
最新の機能にはまるで触れておらず、10年前に書かれたような紹介文になっているけれど、少なくとも間違った説明ではない。
今後10年経っても通用する、汎用的な紹介文だと思う。
ただ、ChatGPTは「最近の情報に疎いんじゃないか?」疑惑が出てきたため、僕は、続けて聞いてみることにした。
iPhone 14について質問してみたのである。
すると…。
いやいや、もう出てるって!
ChatGPTは、去年の11月に誕生したシステムで、その頃はもう、iPhone14シリーズが発売されていたというのに、どうしてこんな回答になってしまうのだ。
iPhoneでこの状況では、他のスマホのことを聞いても「推して知るべし」状況だと思うけれど、一応、確認してみることにした。
古い情報には強いかもしれないということで、今は亡き(ノД`)BlackBerryについて聞いてみると…。
やっぱりメチャメチャ情報が古かったw
もはやBlackBerry社は、BlackBerryを開発も製造もしていないし、BlackBerry10 OSは、とっくにサポートを終了している。
BlackBerryは特にビジネスマンに人気があり、Eメールや電話、SNSなどのコミュニケーション機能に加えて、セキュリティや管理機能が充実していることで知られています。
あぁ、かつてはそんな時代もあったんだよなぁ…。
オジサンはちょっと泣けてきてしまったよ。
ガジェット系は移り変わりが激しいので、情報の収拾が間に合わないのかもしれない。
僕は、そう思ったので、質問の種類を変えてみることにした。
日本が世界に誇るマラソンレース。東京マラソンについて聞いてみよう。
東京マラソンにハーフマラソンなんてあったっけ?(ないない)
誤字もあるし、「スタートからゴールまでの道のりを走ります」って言うのは、何の説明にもなっていないような気もするが、まぁ、悪くない。
食べ物に関しての知識はどうだろう。
となれば、お約束。もちろん、餃子について聞いてみた。
これまでで一番まともな回答のような気がする。
焼餃子への言及がなかったり、野菜の具としてキャベツが入っていないのはちょっと不満だが、間違ったことは書かれていない。
餃子は中国料理の中でも人気が高く、アジアを中心に世界中で愛されている料理のひとつです。
いいこと言うじゃないか。見直したよ、ChatGPTくん!
もしかすると、ChatGPTは、餃子について詳しいのではないか?と思ったので、僕は、恐る恐るこんな質問をしてみた。
餃子ランナーについて聞いてみたのだ。
おぉぉぉぉ!
「特に餃子を主食とするランナー」というのは、完璧な解釈だし、そのあとの説明も秀逸。
餃子を食べることで燃料を補充し、走るためのエネルギーを得ることを目的としている人々です。
その通り!
餃子ランナーは、餃子を好きなだけ食べることができると考えられています。
このように餃子を食べることで、炭水化物を補充し、エネルギーを補充することができると考えられています。
餃子ランナーが、こんな風に考えられているなんて、僕も知らなかったw
餃子ランナーは、一般的には走りながら餃子を食べることはなく、走った後に餃子を食べることが多いです。
そこまで理解してもらえるとは…。ちょっと感激だ。
餃子ランナーという言葉は、特に日本で使用されている言葉で、個人のランニングブログなどで使用されることが多いです。
「餃子ランナー」というフレーズは、個人のランニングブログで使用されることが多いのか…。
僕は、このブログ以外に見たことがないのだけれど、じゃぁいったいどんなブログがあるというのか。
ChatGPTは対話型のシステムなので、僕はこう続けて聞いてみた。
検索エンジンに丸投げw
ChatGPTとしては、特におすすめするブログはないようで、悲しくなってしまった。
ただ、僕のブログでは「トレーニングについてのアドバイス」など書いたことがないので、きっと別の餃子ランナーブログのことを指しているのだろう。
「餃子ランナー ブログ」で検索したけど、見つからない…。
*1:OpenAIのGPT-3.5系文章生成AIのAPIで作ったアプリ