X(Twitter)は、Webブラウザで開くと、スレッド欄の右側に「いまどうしてる?」という形で、トレンドになっている用語が表示される。
…筈だったのだが、なぜか昨晩から急に仕様が変更になった。
トレンド欄があるべき場所が《Explorer》という表示に変更され、英語の項目が表示されるのようになったのである。
試しにひとつクリックしてみたが、英語のポストがずらずらと表示されるだけで、意味不明。
語学力のない僕には、それがトレンドなのかどうかもわからない状況だ。
ただ…僕はそれでむしろ心が平安になったように思える。
Twitterがイーロン・マスクに買収され、Xになって以降、トレンド欄は機能不全に陥って、使い物にならない状況だった。
いざ、トレンドをチェックしようと思ってクリックしても、引っかかるのは、インプレッション(による収益)狙いの自動スパムだらけ。
猫などのショート動画とともにポストされている、いわゆる《インプレゾンビ》たちの大群ばかりになってしまったのだ。
いやはや実に不愉快で、僕は、それを見るたびに後悔が募った。
だから僕は、もう、トレンド欄なんか見るのはやめようと心に誓うのだけれど、なかなかうまくいかなかった。
投稿後のタイムラインなどをPCでチェックしていると、どうしても、トレンド欄が目に入ってしまい、それでやっぱりクリック。そして後悔。という繰り返しになっていたのである。
しかし今回、その部分が(僕にとっては)意味不明な英語になったことで、ブラウザでXを開いても、気にならなくなった。最高だ。
《Explorer》というタイトルの横には、Betaという表記があるので、これはあくまで、テスト的な運用なのだろう。
《Explorer》表示下部の《show more》という部分をクリックしてみると、いつものようなトレンド一覧が表示された。
今回、試しにこの中のものをいくつかクリックしてみたところ、インプレゾンビたちも多数表示されたが、その割合は、これまでより断然少なかった。
…となると、この改変(?)は、いわゆるインプレゾンビ対策で、現状は、それが奏功しているとは言えまいか。
トレンドが気になる人は、《show more》をクリックすればいいだけの話。
ワンアクション挟むことで、忌まわしきインプレゾンビたちが激減してくれるなら、個人的には大歓迎だ。
Webブラウザ版トレンド欄が、今後どのように変わっていくかはわからないし、そもそもインプレゾンビ対策なのかどうかも不明だけれど、この改変が、いい方向に結実していくことを祈りたい。
《追記》
4/20の朝に見たところ、トレンド欄は、普通に日本語表示に戻っていた。
ただ、Betaの表記は残っていたので、英語表記になっていたのは、一時的なバグだったのかもしれない。
インプレゾンビ対策がなされたのかと思って、トピックのうち、ひとつをクリックしてみたら、うじゃうじゃとゾンビたちが沸いて出てきた。
ダメだこりゃ。