人を驚かせるガジェットは魅力的だ。
僕は、「気が弱いくせに目立ちたがり屋」という妙な性分なので、宴席や旅行の場などで盛りあがるアイテムに惹かれる。そもそも、まだiPhoneが存在しない時代からさまざまなスマートフォンを購入してきたのも、その理由のひとつ。
単なるスマホには飽き足らず、2つの顔を持つNOKIA E90や、翼を開いて変身するE70を入手したことを思い出す。
「Xperiaブランドでありながら、極小&Qwertyキーボードを隠し持つ」mini Proなどは、ビジュアル的にも実用的にもインパクトが大きく、誰に見せても好評なので嬉しい。*1
ただ、最近僕は、あまりこういった端末を買わなくなってしまっていた。BlackBerry以外のスマートフォンに殆ど興味を惹かれなくなってしまったことと、ユニークなギミックを持った端末が少なくなったことが大きな理由。
しかし、久々に痺れる端末が出た。
正面から見ただけでは、この端末の魅力はわからない。
一見、何の変哲もないAndroidスマートフォンに見える。しかし、この端末は、圧倒的な「一芸」を隠し持っているのだ。
違う角度から見ると、このスマートフォンの見方がガラリと変わる。
その輝きがおわかりだろうか。
そう、この端末は、コンパクトなAndoroidスマートフォンでありながら、なんとプロジェクターを内蔵しているのだ。
ただ、実を言うと、最初はあまり惹かれなかった。以前からこの端末の情報は掴んでいたのだけれど、プロジェクターがあればプレゼンの時に便利かなぁと思うぐらいにとどまっていた。
それが大いなる誤解だということを知ったのは、この動画を見てから。
いやはや、これには痺れまくった。
自分がその場で撮った動画を、屋外、屋内ですぐに映写してみんなで楽しめる!
これは、盛りあがること必定だ。この極小プロジェクタは、Androidスマートフォンでもあるわけだから、その画面に映し出した様々なアプリやWebサイトなども皆で共有することができるわけで、楽しさは無限に広がりそうな気がする。
久々に、強烈に、猛烈に惹かれた端末だ。
今の僕に47,000円は痛いし、「一芸」披露以外には使わないような気もするから、そう考えると二の足を踏む。
しかし欲しい。うーん、欲しいなぁ…。
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