夏の王者からスプリント王への道が見えた!
サンアディユ、衝撃のセントウルS圧勝。
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1 | 2 | 4 | サンアディユ | 牝5 | 川田将雅 | 55 | 1.07.1 | 01-02 | 33.6 | 11 | ||
2 | 4 | 7 | カノヤザクラ | 牝3 | 上村洋行 | 53 | 1.07.9 | 5 | 10-08 | 33.9 | 7 | |
3 | 6 | 11 | ○ | キンシャサノキセキ | 牡4 | 藤田伸二 | 57 | 1.07.9 | クビ | 07-07 | 34.0 | 1 |
4 | 2 | 3 | アルーリングボイス | 牝4 | 秋山真一 | 55 | 1.08.0 | クビ | 04-04 | 34.3 | 8 | |
5 | 3 | 6 | アイルラヴァゲイン | 牡5 | 松岡正海 | 57 | 1.08.0 | クビ | 03-02 | 34.4 | 3 | |
6 | 5 | 9 | スピニングノアール | 牡6 | 安藤勝己 | 57 | 1.08.2 | 11/2 | 16-16 | 33.1 | 10 | |
7 | 5 | 10 | キョウワロアリング | 牡6 | 石橋守 | 57 | 1.08.2 | ハナ | 14-14 | 33.5 | 13 | |
8 | 6 | 12 | エムエスワールド | 牡4 | 太宰啓介 | 57 | 1.08.3 | 1/2 | 15-14 | 33.6 | 15 | |
9 | 8 | 16 | ◎ | アグネスラズベリ | 牝6 | 角田晃一 | 55 | 1.08.4 | 3/4 | 07-08 | 34.5 | 2 |
10 | 7 | 14 | メイショウトッパー | 牡4 | 熊沢重文 | 57 | 1.08.4 | 頭 | 10-11 | 34.3 | 4 | |
11 | 4 | 8 | オレハマッテルゼ | 牡7 | 武豊 | 58 | 1.08.5 | クビ | 10-11 | 34.3 | 5 | |
12 | 8 | 15 | フサイチリシャール | 牡4 | 鮫島良太 | 58 | 1.08.7 | 11/4 | 13-11 | 34.4 | 6 | |
13 | 3 | 5 | マリンフェスタ | 牝4 | 長谷川浩 | 55 | 1.08.7 | 頭 | 07-08 | 34.8 | 12 | |
14 | 7 | 13 | エムオーウイナー | 牡6 | 和田竜二 | 57 | 1.08.8 | 1/2 | 04-04 | 35.1 | 9 | |
15 | 1 | 1 | ゴールデンキャスト | 牡7 | 小牧太 | 57 | 1.08.9 | 1/2 | 02-01 | 35.5 | 14 | |
16 | 1 | 2 | ナリタシークレット | 牝5 | 幸英明 | 55 | 1.09.2 | 13/4 | 04-04 | 35.5 | 16 |
通過 33.4-44.3-55.4-67.1 上り 67.1-54.9-44.4-33.7平均 1F:11.18 / 3F:33.55
単勝 4 \3080
複勝 4 \710 / 7 \360 / 11 \150
枠連 2-4 \2690 (13)
馬連 04-07 \13500 (50)
ワイド 04-07 \4010 (54)/ 04-11 \1940 (24)/ 07-11 \790 (5)
馬単 04-07 \27260 (94)
3連複 04-07-11 \19080 (61/560)
3連単 04-07-11 \161350 (527/3360)
サンアディユの強さに絶句。
強い、強すぎる。なんと5馬身の圧勝劇だ。激しい先行争いを制して4角から抜けだしを図ると、あとは引き離す一方。後方から追い込んできたカノヤザクラやキンシャサノキセキよりも早い33.6の上がりを使って突き抜けたのだから、これはもう強いの一言。
アイビスサマーダッシュの時も驚いたが、あれは重馬場に助けられたという見方もできた。その後、北九州記念では完敗しているから、尚更。しかし、今日のレースは違う。自分の力でレースを引っ張り、終わってみれば、あのビリーヴと並ぶレコード樹立だから、これはもう、恐れ入るしかない。
今回18kg太めでこれだけ強いというのがまた衝撃だ。これは成長したということなのだろうか。今回の脚が使えるのならば、当然次のスプリンターズSでも主役を張れる器だろう。
1番人気のキンシャサノキセキも、追い込んでは来ているが、最後の最後、カノヤザクラに内から交わされてしまった。痛恨の3着。賞金を全く加算できなかったことで、スプリンターズSへの出走は絶望的になった。今回は、陣営も意識して十分に仕上げていたと思うが、もしかすると仕上げ過ぎてテンションが高くなってしまったのかもしれない。
アグネスラズベリは、スタートから行き脚がどうもよくなかった。-20kgということからも、やはり疲れが出ているのではないかと思う。
今回の結果によってサマースプリント王はサンアディユが獲得。そして注目のサマージョッキーズチャンプは、角田晃一に決まった。このレースこそ着外に沈んでしまったが、サマーシリーズ2勝、2着1回という成績は十分に誇れる。今からWSJSでの晴れ姿が楽しみだ。