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《回顧》菊花賞

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兄弟タッグで3冠阻止。
武幸四郎ソングオブウインド、あっと驚く菊花賞制覇。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F 単勝
8 18 ソングオブウインド 牡3 武幸四郎 57 3.02.7 16-16-16-8 33.5 8 44.2
7 13 ドリームパスポート 牡3 横山典弘 57 3.02.7 クビ 6-6-6-7 34.0 2 4.9
3 5 アドマイヤメイン  牡3 武豊   57 3.03.0 13/4 1-1-1-1 35.9 3 6.2
6 12 メイショウサムソン 牡3 石橋守  57 3.03.4 21/2 4-4-4-2 34.9 1 2.0
7 15 アクシオン     牡3 田中勝春 57 3.03.5 1/2 12-14-13-13 34.4 10 60.5
5 9 インテレット    牡3 藤岡佑介 57 3.03.5 ハナ 17-16-17-17 34.0 15 152.5
4 7 マルカシェンク   牡3 福永祐一 57 3.03.8 13/4 9-9-10-12 34.9 4 8.1
1 1 トーホウアラン   牡3 藤田伸二 57 3.03.8 ハナ 4-5-5-5 35.2 6 24.9
2 4 タガノマーシャル  牡3 和田竜二 57 3.03.9 3/4 12-11-14-13 34.7 14 143.1
10 3 6 ネヴァブション   牡3 石橋脩  57 3.03.9 15-15-14-16 34.6 12 69.3
11 1 2 ミストラルクルーズ 牡3 池添謙一 57 3.04.0 1/2 12-11-10-13 34.9 11 63.4
12 7 14 アペリティフ    牡3 安藤勝己 57 3.04.4 21/2 7-7-6-5 35.8 7 29.2
13 4 8 マンノレーシング  牡3 小牧太  57 3.04.6 2-2-2-2 36.2 17 243.6
14 8 16 トウショウシロッコ 牡3 吉田豊  57 3.04.8 11/4 11-11-10-8 35.9 13 126.8
15 5 10 フサイチジャンク  牡3 岩田康誠 57 3.05.0 11/2 7-7-9-8 36.2 5 17.2
16 6 11 トーセンシャナオー 牡3 イネス  57 3.05.1 クビ 2-2-2-2 36.7 9 48.9
17 8 17 パッシングマーク  牡3 四位洋文 57 3.05.1 ハナ 18-18-17-18 35.4 18 254.4
18 2 3 シルククルセイダー 牡3 秋山真一 57 3.05.4 13/4 9-9-6-8 36.6 16 198.4
LAP 12.8-11.5-11.1-11.6-11.7-11.7-12.9-12.8-12.9-13.2-13.0-11.9-11.2-12.5-11.9
通過 35.4-47.0-58.7-70.4  上り 73.7-60.5-47.5-35.6  平均 1F:12.18 / 3F:36.54
単勝  18 \4420
複勝  18 \760 / 13 \190 / 5 \230
枠連  7-8 \2770 (11)
馬連  13-18 \6480 (20)
ワイド 13-18 \1550 (14) / 05-18 \2410 (24) / 05-13 \540 (4)
馬単  18-13 \24280 (57)
3連複 05-13-18 \11700 (32/816)
3連単 18-13-05 \144520 (300/4896)


レースの主導権を握ったのはアドマイヤメインだった。逃げなければ全く持ち味が出ない馬であることは、前走の神戸新聞杯で改めて証明されたから、今日は迷わずハナを奪った。
道中は、2ハロン目から11秒台を刻み続ける大逃げで、観客を沸かせる。今日の京都競馬場は、午前中からレコードが続出する、超スピード馬場だったから、行くだけ行った方が有利だと天才は判断したのだろう。実際、かなりのハイペースにもかかわらず、アドマイヤメインが3着に残ってしまうのだから、相当に軽い馬場だったのだと思う。
今回も一番巧い競馬をしたのは、淀長距離の魔術師、横山典弘だった。道中は、スピード馬場を見越して、2番手集団に位置し、メイショウサムソンをぴったりとマークした。3〜4角で、後続馬たちが一気に仕掛けていった時も、焦らず騒がずじっくりと力をため、直線で一気に爆発させた。
いつもながら、惚れ惚れするほど見事な騎乗だ。しかし、これほどまでノリが完璧に乗っても、ドリームパスポートに勝利の女神は微笑まなかった。スピード馬場に苦しんで、いつもの粘り強さが活かせないメイショウサムソンを軽く抜き去り、宿敵武豊をも視界に捉えていたというのに、後ろから飛んできた伏兵、ソングオブウインドに交わされてしまうのだから、実に運がない。
それにしてもソングオブウインドには驚いた。これまで2000メートルまでのレースしか経験のない馬が菊花賞を勝つとは。アドマイヤメインがハイペースながら3着に粘ったことと合わせて考えると、今年の菊花賞は、スタミナよりもスピードが問われるレースだったということなのかもしれない。


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